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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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第56回:生き残ったラストボス達

大抵のゲームのラストボスは子供向けでなければ皆例外なく主人公達に殺されます
人間だろうが怪物だろうが機械だろうが情け無用!!
だがしかし、この広きゲーム世界の中に、生き残ったラストボスもいるのです。
そんな生き残った生還者達を取り上げようと思います。
多くの場合、惨事に至るようなひどい事をした奴ではない場合が多いですね。
(なお「封印」や「逮捕」された者、クッパやワイリーみたいにシリーズに
何度も出ているようなキャラは例外とさせていただきます)

なお、今回は核心のネタバレを含みますので読むときはご用心を!!


というわけで、ネタバレ大丈夫な人は右下の[つづきはこちら]を開いて読んでください。
紹介するキャラの作品は『ミッキーとドナルドのマジカルアドベンチャー3』、
『テイルズオブヴェスペリア』、『ファイアーエムブレム 封印の剣』、
『テイルズオブグレイセス』、『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』から。




キングピート(ミッキーとドナルドのマジカルアドベンチャー3)
「悪役」に縛られていた役者

絵本の世界の住民。その姿は言うまでもなく王様の姿のピート。
絵本の世界で突如悪事を働き始め、ヒューイ、デューイ、ルーイを絵本の世界に閉じ込めた。
自分の城にてミッキーたちを待ち構え、ミッキーとドナルドに倒された後、降参する。
そして彼は真実を語った。自分はずっと「悪役」ばかりさせられてきた事に
不満を持っていたと。そこで絵本の世界の女神は彼の事情を知る。
彼は今の「悪役」という立場に縛られた存在であり、それに怒り反乱を起こしたのだ。
女神は今まで彼に「悪役」を押し付けていたことを反省し、次の物語では
「優しい王様」という役割を与えることで事件は無事に解決した。

ミッキーたちが絵本から解放された後、
絵本の世界ではミッキーとドナルドの黄金の石像が建てられた。
そしてその周りには絵本の世界の住民たちとその後ろには
優しい笑顔を見せる「優しい王様」キングピートの姿があった・・・。

デューク(テイルズオブヴェスペリア)
友のために歪んだ形で世界を守ろうとした英雄

かつて人魔戦争で英雄と呼ばれ称えれた男。
しかし、人間たちの裏切りにより、友人である始祖の隷長エルシルフを殺害されて以降、
人や俗世から離れるようになった。
親友の願いである世界を平和を守るために行動をするが、
物語終盤、人によって復活した「星喰み」から世界を守るために人間たちを犠牲にして
世界を救おうと考えた。人に失望し、今もなお信じる友人のために行動をとった男。

最強の武器にしてエアルに直接干渉できる道具「宙の戒典」を駆使し、
エアルのバランスを立ってきたと同時にその戦闘能力で人魔戦争で活躍した。
最終的に自身が復活させた都市兵器タルカロン頂上にて
方法は違えど、同じく世界を救うべく行動するユーリと決着をつける。
同じ正義の心を持ちながらも互いに考えの違いによって衝突することになる。
結果的にユーリに敗北後、ユーリが星喰みを止めようとするが苦戦し、
それを見かね、そして彼らに人の希望と友人の意思を思い出し、
ユーリに手を貸し、星喰いから世界を救った。その後は再び放浪の旅に出る。
今もどこかで彼は人と世界を見守り続けている・・・。


イドゥン(ファイアーエムブレム 封印の剣)
争いによって心を失った『竜』の少女

かつて竜殿に封印されていたがベルン王ゼフィールによって復活した
「暗闇の巫女」と呼ばれている「魔竜」の少女。
ゼフィールの思考「世界を(竜に)解放する」に同調し、常に彼の傍にいる。
自分の心をなくしており、ゼフィールが彼女に生きる道を示した事で彼についていく。
それはゼフィールが亡くなった後も彼女自身が受け継ぐ。それが彼の願いだからと。
本作に出てくる戦闘竜達はヤァン以外全てイドゥンが産んだもので、
魔竜は戦闘竜を無限に産むことができる。

その正体は「神竜」と呼ばれる神聖なる竜の一族だった。
だが人竜戦役で竜族に「心」を奪われ、魔竜にされてしまった。
その後英雄ハルトムートは彼女と出会い、彼女の心情を知る。
彼女を哀れに思ったハルトムートは彼女を殺すのではなく、封印することにした。

復活後、竜殿での戦いでロイたちに襲い掛かる。ヤァンから真相を聞いたロイは
ハルトムートと同じように封印の剣でとどめをさした。
それは無論彼女を殺すためではなく、
彼女から今回の騒動と人竜戦役、封印されていた長い年月の間の
孤独の悲しみの記憶を消すためである。
再び記憶と心をなくしたイドゥンは封印されず、
ナバタの里で里の人間と神竜ファ達と共に平和に暮らす事になる。

ラムダ(テイルズオブグレイセス)
「人」に絶望した破壊者、そして「人」を知ろうとした者

アンマルチア族から古く伝わる謎の存在。
その正体はフォドラにて1000年前に発見された生命体。
肉体を持たず、「暴星」系の魔物を生み出すことができる。彼を見つけたコーネルは
彼に肉体を与え、愛情を受け育てられた。
しかし、彼を危険視する者達によってコーネルは殺害され、
脱出ポッドでエフェネアに逃げるものの肉体を失い、
今度はエフェネアの人々に迫害され、そしてすぐに追手のプロトス1(ソフィ)に命を狙われ、
次第に人々に憎悪を抱くようになる。そして本編の7年前に洞窟にてアスベルたちを襲撃、
リチャードに憑依する。そして7年後にリチャードの体を完全に乗っ取る。

エフェネアの「星の核」最深部にてアスベルたちを待受け、戦いになる。
その後リチャードから離れた後は「ラムダ・アンゲルス」という
実態を持った生命体に変化する。
しかし、アスベル達に敗北後、アスベルは対消滅する可能性があるソフィを救うべく、
ラムダを自身の中に送り、精神の中で彼に人について説得し、
以降はアスベルの中で人間を見守っていくことにした。
PS3版で加わる「未来への系譜」編ではアスベルに手を貸し、
アクセルモードを与えるなど心強い仲間となる。


ピサロ(ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち)
守るべきもののために悪に染まった冷徹な魔族の王

厳密にはリメイク版以降のみ。オリジナル版では討伐後死亡。ぐふっ。
6章でデスピサロと会う前にイベントをこなすことで彼が生きたまま終わる展開になる。

ピサロは魔族の王で人間の事などなんとも思っていない。
だが彼の心を動かしたエルフの女性がいた。彼女の名はロザリー
彼女の流すルビーの涙を目当てに彼女を襲いかかってきた人間を殺害、
そして彼女を安全な場所にして自身が愛する町「ロザリーヒル」にかくまわせた。
彼女を襲った人間に失望し、自称「デスピサロ」として魔物を率いて世界征服を始める。
しかし、その途中で彼の臣下であるはずのエビルプリーストの陰謀で人間たちを利用して
ロザリーを誘拐、彼女は殺害された。それを知ったピサロは怒りのあまり暴走、
世界征服の為に悪用しようとしていた「進化のひほう」を使い怪物に変化、
我を失ってしまう。実はこうなるのもエビルプリーストの計画通りだった。
彼はピサロを陥れ、自身が魔族の王になろうと企てていたのだ。

通常ならここで主人公たちに倒されて終わるはずだった。
だが、リメイク版以降の6章ではロザリーを生き返らせる手段があると判明し、
主人公たちによって「世界樹の花」を使ってピサロが建てた墓から彼女を復活させた。
そして復活したロザリーがデスピサロに語りかけることでピサロは元の姿に戻り正気を戻す。
エビルプリーストを倒すべくなんと彼は主人公たちと共に行動をすることになる。
彼の地上の拠点であるデスパレスに行くとそこには
(先ほど倒したはずの)エビルプリーストが魔族を支配していた。
そして怪物に変化したエビルプリーストを倒す事で戦いは終わった。
以降彼はロザリーヒルに戻り、ロザリーと共に静かに暮らした。

正直なところ、彼は多くの悪事を染めており、それによる犠牲者の数は少なくない。
それどころか主人公の大切な人すらも殺めている(EDで生き返るとはいえ)。
その上謝罪もない。あまり好感の持てない展開かもしれない・・・。


ここで紹介した人以外にも生き延びたラストボスはいるのかもしれない。
実際『ポケモン不思議のダンジョン』も『マグナゲート』以外そうだったと聞いてるし。
ゲームの世界は広い。

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進葉マリス
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自己紹介:
このブログの管理人。
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タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
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