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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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ASTOR BOY 鉄腕アトム アトムハートの秘密
メーカー:セガ
2003年12月18日発売
ジャンル:アクション

手塚オールスターズ大集合!!

手塚治虫先生の代表作『鉄腕アトム』がGBAで再びゲーム化。
製作はあのトレジャー!!(とヒットメーカー)
本作は横スクロールアクションで敵を倒しながら奥へ奥へと進んでいく。

基本的には画面内の敵をパンチやフィンガービームなどを駆使して倒していくことで
次の場所へ進めるという構成。アクションゲームではあるが、地形の起伏はあまりない。
あるとすれば3章の動力炉くらいか。ある意味『ガンスターヒーローズ』のような構成。
ただし、難易度は高めでダッシュを駆使しないと攻撃を受けてしまう場面が結構多い。
ダッシュは文字通りの移動よりも無敵時間を活かすべし。要は回避。
もちろん・・・というべきかなのか、ジェットで大きく移動も可能。
なお、そのジェットで空を飛ぶことができるのはシューティングステージ限定。
ちなみに・・・尻マシンガン、復活。全体攻撃。

本作の最大の特徴は『鉄腕アトム』でありながら本作以外の作品、
それも手塚治虫先生の作品から様々なキャラやストーリーを
基にした展開が繰り広げられること。

例えばこの事件の黒幕である『3つ目が通る』の写楽『リボンの騎士』のサファイアだが
本作では『マリン・エクスプレス』の設定で登場する。
そして病気の『プライムローズ』のエミヤ(原作同様、裸になる場面も・・・)
を救う天才医師『ブラックジャック』のブラックジャック
先生の作品恒例のロック、レッド公、そしてケンイチにヒゲオヤジ他、
『アトム』原作のお茶の水博士やウラン、ブーンや電光やプルートゥ他に加えて
2003年のアニメ版に登場したダイチと女性エプシロン
設定と外見が大幅に違うプークにアニメ最終回に登場したロボット少女のニョーカ
他にも『7色いんこ』の7色いんこ、『ワンダー3』のワンダー3、
『ジェッターマルス』のマルス、『来るべき世界』のフウムーン(ロココ)
など
様々なキャラが登場する。ちなみに『ジャングル大帝』のレオは残念ながら本獣は出ないが
外見だけならプークの変身形態の一つに出てくる。
(ついでにいうと『メトロポリス』のミッチィ(原作)とティマ(劇場アニメ)も出ません・・・)
もちろん、『火の鳥』の火の鳥もでてきます。本作は最初は「誕生編」であり、
その後彼女によって2週目「復活編」が展開されるという
『火の鳥』の原作を活かした展開が繰り広げられる。

本作では彼らに出会うことでアトムはパワーアップするシステムとなっており、
その人を知る事で初めてパワーアップできる。逆に出会っただけではできない場合もあり、
これはあとで再びであってその人の課題を終わらせる必要がある。

ストーリーもまた「十字架島のプーク」、「地上最大のロボット」、
「魔神ガロン」「アトムの初恋」
といった原作(アニメ)のシナリオを使った展開に加え、
手塚作品『マリン・エクスプレス』を基にしたシナリオも繰り広げられる。
しかも各章のタイトル画面も手塚先生の
単行本の表紙
のような構成になっているのも美味しいところ。

このゲームは1週だけでは物語は完結せず、2週目を進めることで完全に終わる。
2週目以降は火の鳥の力で時空をさかのぼる、要はステージセレクトができるようになる。
その中で様々なマップを行き来しながら様々なキャラと出会いながら問題を解決するという
アドベンチャー要素も入ってくる。
そしてセンサーをパワーアップしておけば1週目の時にはできなかった
隠しキャラの場所もわかるようになる。

難易度は高いとはいえ絶妙さもあるためにゲーム自体非常によくできている上に
手塚ファンでもそうでもない方でも楽しめる名作です。
桜井政博さんも絶賛。・・・なのですが、
キャラゲーゆえなのか、認知度は低い・・・。


ちなみに、なぜか本編のある場所で『ガンスターヒーローズ』の音楽が使用されている。
しかもそれに加えてプークもまた「○○フォース」という台詞と共に
計4形態の姿に変身するなど明らかに同『ガンスターヒーローズ』の
セブンフォースのようなキャラに・・・。製作会社が同じなだけに・・・。


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伝説のスタフィー3
メーカー:任天堂
2004年8月5日発売
ジャンル:アクション

オーグラと命の最後

「伝説のスタフィー」シリーズ第3弾。本作で3作に渡るオーグラとの戦いは終わる。
今回はオーグラより邪悪な存在にしてオーグラを生み出した存在が登場し、
オーグラを封印していたツボを破壊し、オーグラを自分のアジトへ向かわせる。
オーグラとその裏にいる存在を止めるためにスタフィーたちは
新しく登場したスタフィーの妹、「スタピー」によって強引に新たな旅へ向かうことになった。

本シリーズといえば最初に誰もが持つイメージとして「子供向け」と感じるはずだろう。
雰囲気、文章、1週目の難易度からして・・・。
だがしかし、本作は子供向け・・・と呼ぶには無理のある内容となっている。
決して簡単ではない、子供だましの一切通用しないゲームとなっているからだ。

その要素は追々説明していく。

今回は新キャラ「スタピー」が登場。
スタピーはスタフィーと違って攻撃性には優れていないが、
その代わりにアクション面ではスタフィーにできないことが行える。
ほふく前進、いわゆる「ハイハイ」や「壁ジャンプ」ができる。
1週目では特定のマップでしか使えないが、
2週目以降はいつでもスタフィーと切り替えが可能となる。

それ以外の面では基本的に前作『伝説のスタフィー2』と変わりはない。
ある意味変わらぬ良さなので安心して遊べる。
2週目がこれまでの宝の代わりにエビルクリスタを集めるというのも一緒。
困ったことに着ぐるみの仕様も前作と一緒。また外見が変わるだけ。
今回はなぜかおばちゃん。
ショップももちろん存在。着せ替えはスタピーにも行える。
・・・相変わらず本編に反映されない上によりにもよって
スタピーの服がスタフィーにも着せられる、
つまりスタフィーにまでブルマやらメイド服やら
スク水を着せるトンデモ仕様ですが!!

問題はストーリーである。今回のストーリーは逃げるオーグラを追いかけて
オーグラの妨害やら人々の行動に巻き込まれたりという内容に。
実はあまりオーグラの妨害はほとんどなかったりする・・・。
また、本作でオーグラとの戦いは完結することになる。なぜなら・・・。

しかし・・・ストーリー終盤、「子供向け」であるはずの本作に
信じられない展開が発生する。
それは登場人物の「死」である。
そしてそのキャラクター達は

もう二度と生き返らないまま物語は終わる
むしろこれが普通なのだ。生き返るなどという展開や
生きていました展開自体が安直で子供騙しなだけなのだ。
しかも先ほど「達」と使った以上、一人だけではない。
もう一人後で主要キャラで死ぬキャラが出る。
個人的に「子供向け」と思われた本作でここまで逃げずにしっかりと
「死」を描いたことに称賛を送りたい。

というか、そもそも死以外にも本作は黒い一面があり、
途中キョロスケが借金をしていたことが判明し、
本当に「借金取り」が登場するという展開があったり、
明らかに子供にはわからなさそうなディープなネタ(ヤリイカ達が・・・)と
少しとがった内容になっている。

また本作は難易度がこれまでのシリーズと比べるとであり、
中でもボス戦は異様に難しい。序盤にしては激しい攻撃をするブイールン、
倒しにくいマッドピエロ、かなり防御力に優れたペンタゴン、
じわじわダメージを与えていく本作最強のボス、ムーガなど・・・。
そしてラストボスに至ってはアクション上級者でも苦労する強さである。

ゲーム自体は非常にできているし、ストーリーの良さもあって、
子供だけではない、むしろ大人でも楽しめる作品となっています。


ちなみに本作、なぜかゲストとしてワリオが登場する。
ただスタフィーにちょっかい出してくる程度の活躍しかしないが・・・。
キョロスケ曰く「キャラがかぶっている」というが、
理由からして全然違うと思うぞ・・・
(真のEDのラストがそれを象徴しているというか・・・)。



伝説のスタフィー2
メーカー:任天堂
2003年9月5日発売
ジャンル:アクション

コクッパの親戚

『伝説のスタフィー』に続編が登場!!前作封印された悪の魔物「オーグラ」が
封印されていた間にオーグラは自分の子供達を産み出し、
彼らに嵐を起こさせ復活してしまった!!
敵が増え、挙句の果てにママスタを誘拐されてしまった!!
母親を助けるべく、スタフィーは再び地上界へ向かう事になった。今度は自分から。

今回のスタフィーは新たに多くの技を覚えることが出来るようになった。
「りゅうせいアタック」と呼ばれる高所から地上に向けて強力な体当たり、
「だぶるじゃんぷ」でいわゆる2段ジャンプ!!
そしてせまい道を滑って移動する「しゃがみすべり」、
いわゆるダッシュスライディングが追加!!

前作と異なり、マップの構造が変わり、前作は各1マップだけだったが、
今回はマップごとにステージが用意されるようになった。
その上にマップが更に11個に増えた。
そのため、ステージの量は前作の2倍以上である。
更に前作もあった乗り物系統は1週目では普通だが、
2週目以降はなんとパワーアップする!!
たとえば「リューン」というドラゴンの子供がいるのだが、
最初はスタフィーを盾にする(!!)という問題行為をして攻撃したが、
2週目以降は「リューン改」に成長して火を吐くようになった。
他にも「スケボン」という前作で言ううなぎボートと同じものが出るが、
こちらも2週目以降は「改」が付いて滑空が出来るなど
乗り物が大きくパワーアップした。
・・・ただし、「きぐるみ」だけは見た目と音楽が変わるだけで変化なしなのですが・・・。
しかもこれだけは後のシリーズも一緒・・・。おいおい・・・。

また新たに「きせかえ」も可能。お店で買う事ができ、
ポーズ画面でアロハシャツやらサングラスやらをスタフィーにつけて
スタフィーをドレスアップさせられる。
ただし、このシステム、ゲーム中には反映されないのが欠点・・・。
しかもこれもまた後のシリーズにも変わらず・・・。

今作のボスは全て「プチオーグラ」と呼ばれるオーグラの産んだ
10匹(!)の子供達が操っている
(ただし4号、6号、10号除く。彼らは自力で襲いかかってくる)。
2号は暴走族、4号は2重人格、9号は甘えん坊で「ジイヤン」というボスに
甘えていて自分自身は何もしてこなかったり、10号は海賊だったりと
どのキャラも個性的でかつての「コクッパ7人衆」を髣髴とさせる。
しかし彼ら、上記の明記通り、名前がないのが欠点・・・(1号、2号・・・)。

前作同様、難易度が高くなった2週目が存在する。
無論、この2週目をクリアすれば前作同様、真のEDが見られる。
今回のストーリーは前作以上に物語が重視され、
スタフィーとママスタに限らず、多くの登場人物たちの親子の愛情と気持ち、
「あるキャラ」の意外な過去や一面、毒を増したムーン(・・・)、
キョロスケの悲しい過去、先の読めないシナリオなど実に奥深いストーリーとなっている。
ちなみに今回はハンカチ必須。結構泣けます。スタッフロールもスタッフロールで・・・。
本編中、キョロスケの「いつまであると思うな、親と金」という台詞の
重みを知る事になるので・・・。
「あのような経験」をした彼だからこそ説得力があります・・・。
 


ワリオランドアドバンス
メーカー:任天堂
2001年8月21日発売
ジャンル:アクション

ワリオ・アラン

『ワリオランド』シリーズが更に進化して帰ってきた!?
今度のワリオは不死身じゃなくなったけど、その代わりに新たにダッシュアタックが加わった!!
ダッシュアタックはダッシュしながら硬い壁を壊す!!いつもの体当たりよりも強力!!
今度の舞台はピラミッドの中!!だけど中の世界は不思議な世界で
ピラミッドの中にある別世界を冒険する!?

今回は「宝を取ったらステージクリア」ではなく、
「その世界から脱出する事(ステージクリア)」が目的となる。
ステージを奥まで進むとカエルのスイッチがあり、そのスイッチを押すとカウントダウンが始まり、
制限時間までにスタート地点まで脱出しなければならない。
スタート地点にワープゾーンが出現し、それがゴールとなる。
なお、制限時間がなくなるとコインが減ってゆき、最終的にはミスとなる。
ちなみにゲームオーバーも残機の概念もないのでご安心を(?)。
ボス戦では最初から制限時間があり、早く倒さないと倒した後に手に入る宝の数が減っていく。
宝は是非全部集めるべし!!最後にいいことがあるぞ!!

今回のワリオは体力制となり、不死身ではなくなった。ただし、これまでのリアクションは今回も健在。
残念ながら新しいリアクションは存在しない。むしろ減った。
火達磨になる「アッチッチワリオ」、『3』のドラキュラワリオを簡略化し、コウモリになる「コウモリワリオ」、
ゾンビになってすり抜け床を抜ける「ゾンビワリオ」、雪玉になって転がる「雪だるまワリオ」、
ハンマーでバネ状になって大ジャンプできる「バネワリオ」などなど。

このゲームでもう一つ特徴的な部分があり、それは音楽。
今回の音楽は珍しい事にボーカル付きの音楽が多い。コレまでのワリオシリーズのような
なにか曲調が低い音楽ではなく、全体的に曲調が高い音楽が増えた。
なお、このテイストの音楽は『メイドインワリオ』シリーズにも引き継がれた。
また、今作から声も入ったため、ワリオが(英語で)喋る喋る。さすがにフルボイスじゃないけどね。

『ワリオランド』シリーズを良い方向へ更に進化した本作。
今回も結果的に人助けをしているワリオ。
そして最後に与えられたワリオへの最高の宝とは・・・?

sun1

黄金の太陽 開かれし封印
メーカー:任天堂
2001年8月1日発売
ジャンル:RPG

超能力RPG

『シャイニングフォース』を製作したキャメロットと任天堂が手を組んだ!!
それがこの『黄金の太陽』!!エナジーと呼ばれる超能力が存在する世界で
封印された「錬金術」の力を悪用する者達の野望を食い止めるため、世界を救う旅に出るというもの。
ただし、実はこの物語は前半に過ぎないのだが・・・。

このゲームの最大の特徴として、ゲームボーイアドバンス(以下GBA)最高のグラフィックと
エナジーを生かしたゲームシステム。
前者はキャラクターも背景も全てGBAであるにもかかわらず3Dで構成されており、
戦闘中も全てキレイな3Dキャラたちが戦いを繰り広げる!!
そしてジンを使うことで召喚できる召喚獣も3Dではないが、キレイなグラフィックで描かれている!!
しかもこの召喚獣、かなり派手!!強ければ強いほど豪華に派手に!!
後者はエナジーは他のゲームの魔法と同じようなもので戦闘で攻撃や回復に使えるほか、
なんとマップ移動中でも使うことが出来る。どう使うのか?
例えば押す側が端っこに置かれた大きな柱が道を防いでいる時、
この柱を「ムーブ」と呼ばれるエナジーを使うことで離れた位置にある柱を動かすことが出来る。
「ムーブ」は離れたものを動かすことが出来るエナジー。
大きな岩が道を塞いでいる時に「リフト」を使うと大きな岩を持ち上げることが出来る。
小さな水溜りを「チルド」を使うと水溜りを氷柱にしてその上を移動できるようになる。
こうしてエナジーは様々な能力で冒険の手助けをしてくれる。

それ以外の面では基本的に普通のRPG。戦闘もコマンド式だし。
でもコマンドはどれもアイコンで行い、そのアイコンはどれもどんなコマンドなのか
わかりやすいようにイラストが描かれている。実に分かりやすい親切構造。
音楽は桜庭統さんが担当。静かな音楽から激しい戦闘曲まで様々
(ただし、一部聞き覚えのあるメロディが・・・)。
ストーリーは結構王道。誘拐された幼馴染と学者を助けるため、
敵の陰謀を阻止するために旅に出るというもの。しかし・・・。

GBAに新しい風を運んだRPG。斬新さはあまりないけど、なかなか面白いゲームです。


なお、このゲームは実は未完で終わる。その続きは『黄金の太陽 失われし時代』に続く。
引継ぎも出来る。ただし、GBA2台で行うものとパスワードで行うものがあるが、
後者はかなりきついので、2台あったほうがオススメかも・・・。
 

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HN:
進葉マリス
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自己紹介:
このブログの管理人。
あくとうポケモン
タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
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