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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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第36回:ネタバレの恐怖


『スーパーダンガンロンパ2』をクリアしました。
なかなか面白いゲームなのですが、
ちょっと困ったことが。これは『2』に限った話ではない。
『2』本編中盤、前作『ダンガンロンパ』のストーリーの核心にせまるネタバレ情報が
次から次へと登場する。
誰が生き延びたのか、どんな事件だったのか、誰が黒幕だったのかなど。
そして前作のグッズ関連&『ダンガンロンパ/ゼロ』でもあっさり公開されてしまう
「ジェノサイダー翔」の正体と黒幕。
その上に『2』の関連グッズでも劇中で初めて判明するキャラ関係がわかってしまうイラストや
漫画版に置いては事件が始まる前からトリックと犯人が分かったり、
小ネタや4コマがすべて各章の核心に関係する物ばかりとネタバレのオンパレード
pixivに至っては辞典ではネタバレに対する厳重な注意を示しているのに肝心のイラストは
「ネタバレ注意」と書いただけで隠しもせずに平然とネタバレイラストを暴露。
しかも公式は『2』において動画関連で2章以降の動画は公開するなと言っているのに、この様。
これはどうなのだろうか・・・?これからアニメ化もするというのに
これからゲームを遊ぶ人にとってはこれ以上にないほどに迷惑な話。
今回はゲームのネタバレに関する話をします。

そもそもなぜネタバレはいけないのか。それは簡単、
これから自分の知らない情報を先に知ってしまうことで
せっかくの楽しみを奪われてしまうからだ。

「嫌なら見るな」だと?それはおかしい、
相手は見たくて見たんじゃないよ、
強引に見せられんだよ!!

知りたくないのに自分から見る人はいないよ!!
例えば物語において結末も何も知らない、これからどんな展開が待ち構えているのか、
どんなキャラが出てきてどんな物語を描いていくのか、それを楽しみにしているとする。
ところがネタバレというのはそんな期待をぶち壊してしまう。この人はここでこうなるとは、
この物語は最後にはこうなるとかそういった情報を見せつけられてしまうのだから。
もちろん、知ってしまったら先の展開がわかってしまう上に
せっかくの楽しみを知ってしまったがゆえに楽しめなくなってしまう。
いわゆるライブ感すら失われてしまう。

何もストーリーに限った話ではない。これはゲーム進行に関しても言える。
例えば次のステージをプレイヤーは知らないとする。どんなステージなのか、
どんな仕掛けがあるのか、どんな敵がいるのか、どんな謎があるのか。
そういった情報も一種のネタバレになってしまう。知ってしまうと楽しみも半減。
謎解きに至っては解き方を知ってしまうのでせっかく自分の力で解きたかったのに
そんな謎解きの楽しみを奪われてしまうことに・・・。
どうしてもわからない時、友人や攻略サイトを使う場合は自己責任で・・・。
でも頼んでもいないのにベラベラネタバレを話す友人にはご注意。

ゲーム原作の漫画の場合は残念ながらネタバレをするので自己責任になるが、
それでもゲーム進行に合わせてくれるので途中から読むよりも
単行本で最初から読むなりすれば自分で調整できる。
ただ、先の『スーパーダンガンロンパ2』の漫画は七海が主役の物を除いて
調整不可能なので注意・・・。
なぜならゲームの進行順関係なく章のネタバレが入るからだ・・・。

 


これからゲーム未クリアの上で複数ある『スーパーダンガンロンパ2』
関連の漫画を読むのなら私からはこちらを推奨。
ちゃんとゲームの順番通りに進むので突然のネタバレを食らう事はありません。
ゲームとは若干ストーリー展開が異なるのでプレイ済みでも楽しめます。
少しストーリーの核心にかするネタバレもあるけど。
作者は漫画版『ひぐらしのく頃に』のレナサイドの人でもあったりする。
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ASTOR BOY 鉄腕アトム アトムハートの秘密
メーカー:セガ
2003年12月18日発売
ジャンル:アクション

手塚オールスターズ大集合!!

手塚治虫先生の代表作『鉄腕アトム』がGBAで再びゲーム化。
製作はあのトレジャー!!(とヒットメーカー)
本作は横スクロールアクションで敵を倒しながら奥へ奥へと進んでいく。

基本的には画面内の敵をパンチやフィンガービームなどを駆使して倒していくことで
次の場所へ進めるという構成。アクションゲームではあるが、地形の起伏はあまりない。
あるとすれば3章の動力炉くらいか。ある意味『ガンスターヒーローズ』のような構成。
ただし、難易度は高めでダッシュを駆使しないと攻撃を受けてしまう場面が結構多い。
ダッシュは文字通りの移動よりも無敵時間を活かすべし。要は回避。
もちろん・・・というべきかなのか、ジェットで大きく移動も可能。
なお、そのジェットで空を飛ぶことができるのはシューティングステージ限定。
ちなみに・・・尻マシンガン、復活。全体攻撃。

本作の最大の特徴は『鉄腕アトム』でありながら本作以外の作品、
それも手塚治虫先生の作品から様々なキャラやストーリーを
基にした展開が繰り広げられること。

例えばこの事件の黒幕である『3つ目が通る』の写楽『リボンの騎士』のサファイアだが
本作では『マリン・エクスプレス』の設定で登場する。
そして病気の『プライムローズ』のエミヤ(原作同様、裸になる場面も・・・)
を救う天才医師『ブラックジャック』のブラックジャック
先生の作品恒例のロック、レッド公、そしてケンイチにヒゲオヤジ他、
『アトム』原作のお茶の水博士やウラン、ブーンや電光やプルートゥ他に加えて
2003年のアニメ版に登場したダイチと女性エプシロン
設定と外見が大幅に違うプークにアニメ最終回に登場したロボット少女のニョーカ
他にも『7色いんこ』の7色いんこ、『ワンダー3』のワンダー3、
『ジェッターマルス』のマルス、『来るべき世界』のフウムーン(ロココ)
など
様々なキャラが登場する。ちなみに『ジャングル大帝』のレオは残念ながら本獣は出ないが
外見だけならプークの変身形態の一つに出てくる。
(ついでにいうと『メトロポリス』のミッチィ(原作)とティマ(劇場アニメ)も出ません・・・)
もちろん、『火の鳥』の火の鳥もでてきます。本作は最初は「誕生編」であり、
その後彼女によって2週目「復活編」が展開されるという
『火の鳥』の原作を活かした展開が繰り広げられる。

本作では彼らに出会うことでアトムはパワーアップするシステムとなっており、
その人を知る事で初めてパワーアップできる。逆に出会っただけではできない場合もあり、
これはあとで再びであってその人の課題を終わらせる必要がある。

ストーリーもまた「十字架島のプーク」、「地上最大のロボット」、
「魔神ガロン」「アトムの初恋」
といった原作(アニメ)のシナリオを使った展開に加え、
手塚作品『マリン・エクスプレス』を基にしたシナリオも繰り広げられる。
しかも各章のタイトル画面も手塚先生の
単行本の表紙
のような構成になっているのも美味しいところ。

このゲームは1週だけでは物語は完結せず、2週目を進めることで完全に終わる。
2週目以降は火の鳥の力で時空をさかのぼる、要はステージセレクトができるようになる。
その中で様々なマップを行き来しながら様々なキャラと出会いながら問題を解決するという
アドベンチャー要素も入ってくる。
そしてセンサーをパワーアップしておけば1週目の時にはできなかった
隠しキャラの場所もわかるようになる。

難易度は高いとはいえ絶妙さもあるためにゲーム自体非常によくできている上に
手塚ファンでもそうでもない方でも楽しめる名作です。
桜井政博さんも絶賛。・・・なのですが、
キャラゲーゆえなのか、認知度は低い・・・。


ちなみに、なぜか本編のある場所で『ガンスターヒーローズ』の音楽が使用されている。
しかもそれに加えてプークもまた「○○フォース」という台詞と共に
計4形態の姿に変身するなど明らかに同『ガンスターヒーローズ』の
セブンフォースのようなキャラに・・・。製作会社が同じなだけに・・・。




第35回:続編と外伝のお約束

今回のテーマは続編や外伝におけるお約束を語りたいと思います。
ただ・・・ちょっとだけ批判が入るかも。
このコラムは基本、「批判はしない」方針なのですが。


■続編の特徴
基本的には
・ゲーム内容とストーリーそのものが違う(全く同じ内容ではない)
・タイトルにはナンバリング(数字)が付け加えられる
・ナンバリングではない場合は前作とは異なるサブタイトルがつく
・ストーリーは前作の続きもしくは過去、あるいは全くの別世界
・システムがパワーアップ、キャラクターやアイテムが増える
・システムそのものを一新する(ナンバリングが『4』になる場合、多くみられる)
・ゲームシステムの仕様変更(ローディングが短くなる、デモスキップが出来るなど)
という事が多い。

■外伝
外伝とはシリーズ物の中で本筋の物語からそれた物語が描かれる事。
すなわち本編ではないし、続編でもない。
・本編より短めのボリューム
・世界観やキャラクターが異なる、
・基本のゲームシステムがまったく違う
・ストーリーはナンバリングの間もしくは過去
・別の舞台だったり別世界だった場合でも本編のキャラが出てくる場合もある
・製作スタッフが本家ではなく外注が多い
といった特徴も。なぜか任天堂機種や携帯機に多い。
たまにゲーム自体が手抜きだったりすることも・・・。

◆ストーリーの特徴と指摘?
基本続編や外伝となるとストーリーも変化する。
基本的には前作の後日談である事が非常に多い。
ただ稀に過去になる事もある。『メタルギアソリッド』シリーズではストーリーが
それぞれ『1』→『2』→『4』の続きとなっている。しかし、『3』は例外で『1』よりも
ずっと過去の話となっている。また、当初『メタルギアソリッド ピースウォーカー』は
『メタルギアソリッド5』として製作されていた。変更された理由は不明ですが、
ナンバリングの場合、『5』を『4』の「続き」だと
思われる可能性があったからなのでしょうか?
でも『3』が過去の話だった時点で、別に『メタルギアソリッド5』としても問題なかったはず。
ちなみに、『ピースウォーカー』は『3』→『ポータブルオプス』の続き(続編)である。
なお、『ポータブルオプス』は外伝といえる作品。一応、物語は『3』の続きですけど。
結局『5』は『ピースウォーカー』の続きになりましたが。

◆長続きの問題点
続編も長く続きすぎると、必ず大きな壁にぶつかる。
例えばナンバリングの場合、『~6』『~10』『~14』と
多すぎて何がなんだか分かりにくくなる。
サブタイトルなら分かりやすいけど、それでも根本的な分かりにくさは変わらない。
そしてそのシリーズが持つ価値が安っぽくなる事。特に『ゼルダ』などがいい例。
これまであった『ゼルダ』の良さと作品が持つ重みが
あまりの乱発や作品の出しすぎで薄れてしまっている。
また、同じ安っぽさでその安さのせいでなぜか子供っぽさが作品全体から感じられてしまう。
今の『マリオ』シリーズを見ればそれが嫌でもわかる。
元々かわいらしいキャラも更に子供っぽく見えてくるし、
そしてキャラや世界観の価値もがた落ちし、
いい加減な設定&キャラ&ゲーム内容が多くなっている。
これらはよほどの「革命」を起こさない限りずっとこのままであろう・・・。


スーパースクリブルノーツ
メーカー:コナミ
2011年10月13日発売
ジャンル:アクションパズル

お化け、死す。

アクションパズル『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』の続編が登場。
その名も『スーパースクリブルノーツ』。なぜか前作と違って原名のまま。
そしてなぜかCERO:Bに。

本作では下画面に単語を書くとその単語が実体化し、その実体化した単語を使って
謎を解くというスタイルはそのままに、今回はそれに加えて
「どんな○○」かといった助動詞(性質)が追加できるようになった。
例えば「あかい」「くるま」を書けば、赤い車が登場し、
「おおきな」「くるま」と打ち込めば文字通り大きな車が出てくる。

今作は前作のようにアクションモードとパズルモードの区別がなくなり、
ひとつにまとめられた。そのため、前作のような理不尽な謎もなく、
安定した難易度が楽しめる。とはいえ、今回は新たに性質が加わったため、
前作以上に考えるのが難しいものばかりになってしまったが・・・。

今回はどの単語の物にも耐久力が設定されており、
耐久力がなくなると壊れたり死んだりする。
そして前作不死身だった「ゆうれい(おばけ)」も耐久力が設定され、
不死身ではなくなった。よって最強の座から外れた。
あと攻略ヒントとして一言。今作では「つばさ」による飛行制限がなくなったため、
いくらでも空を飛んでいられるようになりました。前作は一定時間のみの飛行だったので。


ちなみに今回はステージを買う必要はなくなり、好きな順番で遊べるようになってます。
しかし、だからといっていきなり最終ステージに行くのはよした方がいいかも・・・。
今回の最終ステージ、特殊構成だから・・・。



アマガミ
メーカー:エンターブレイン
2009年3月19日発売
(エビコレ+:2011年3月31日発売)
ジャンル:恋愛シュミレーション

綾辻さんは裏表のない素敵な人です、本当に!!本当だから!!

『キミキス』を手掛けたスタッフによる恋愛シュミレーションの最新作。
ストーリーは『キミキス』より10年以上前のクリスマス。
主人公は過去の経験からクリスマスに良いイメージが持てなくなってしまった。
しかし、今年こそは彼女と一緒にクリスマスを過ごそうと決意をする。

本作は11月下旬からクリスマスまでの間に6人+αのヒロインの中から一人恋人を作り、
クリスマスを二人で過ごすことを最終目的としている。
6人のヒロインはそれぞれ
・「仮面」優等生:綾辻 詞
・幼馴染:桜井 梨穂子
・悪友:棚町 薫
・ふかふかボディな奥手の後輩:中多 紗江
・水泳部のエースの生意気な後輩:七咲 逢
・天然なみんなの憧れの先輩:森島 はるか

の6人。条件を果たすと更に追加キャラも。ちなみに七咲と綾辻さんが難易度が高く、
森島先輩と梨穂子が簡単。綾辻さんのキャラには誰もが騙される(意味深)。

このゲームの遊び方は基本的に行動マップで攻略したいヒロインをメインに
イベントを見続ける&会話イベントを起こせば
クリアできるという簡単な作りになっている。
一応選択肢もあるが。

そういう意味では恋愛ゲーム初心者でも遊べるつくりなのだが、
他ヒロインに寄り道したり、浮気するようなことをすると
その時点でほぼ攻略は絶望的になるので中途半端なプレイだけは絶対によした方がよい。
全イベントを見たいという人ならかまわないが・・・(実際浮気したら専用イベントがある)。
恋愛を甘く見るなという事か。特にマップに出る爆弾アイコンには気を付けるべし。
(ただし、キャラを攻略するうえで一部回避できないことも・・・。
特に最初の森島先輩は・・・)

会話イベントというのはヒロインと会話することで好感度を上げていくというもの。
そのためには複数ある話題を選ぶ必要がある。しかしヒットするかどうかは
場面や相手によって異なり、好感度が上がることもあれば下がることもある。
相手の興味のある話題を選ぶ必要がある。
なお、「エッチ」と「行動」の話題は基本ヒットしないので期待しない方がよい。
相手によってはOKを出してくれることもあるが・・・。
最悪会話中に逃げられる。
ちなみに好感度をMAXにしたうえで「アタック」を行えば
ストーリーが進展する・・・こともある。
中には会話イベントをこなさなくても進展するキャラがいるため。

このゲームの最大の魅力としてその日をいつでも何度でも
その日の朝からやり直すことができる機能がある。

たとえ相手に嫌われても、会話イベントで話題がヒットしなくても、
その日をやり直せば悲劇は回避できる。
なお、一度起こったことや会話は記録されるので攻略する上で大いに役に立つ。
特に会話イベントではどの話題がヒットするかすらも記録されるのでなお便利。

ちなみに。主人公はかなりのド変態で普段からとんでもない行動や発言をするため、
「主人公=プレイヤー」という考えは捨てた方がよい。第一七咲の爆弾イベントの一つが
「暇だから水泳部を覗きに行くか」という理由で
プレイヤーの意思を無視して勝手に行動して勝手に嫌われるからだ。
どちらかというとデフォルトネーム「橘純一」で。
(もっとも、この変態主人公はこのスタッフの作品ではよくある話なのだが・・・)


いずれも移植&廉価版&追加要素「ぬくぬくまーじゃん」アリ。



なお、アニメ化もされている。オムニバス形式で1人4話or2話で構成されている。
一応無印版と「plus」は話はつながっています。
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