忍者ブログ
このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



第46回:説明書のお約束とその歴史

ゲームを買うと中古でない限りは必ずついてくる説明書。
今回はそんな説明書についてのお話を。

・説明書とは
何もゲームに限った話ではなく、電化製品や組み立てが必要な物には
必ずついてくる小さな冊子。
まずどうやって使えばいいのか、こうなったときどうすればいいのかなどを記載したもの。
ゲームの場合、操作やシステムの話を重点的に置いている。

・特徴
最初に買ってくれた事への挨拶、次に注意事項を記載している。
これはどの説明書も共通している。
次に目次が来るが、ここから先はゲームならではの仕様になっている。
まずストーリーやキャラ紹介が入り、そのあとに
コントローラの写真付きで操作説明が入る。
その次にゲームシステムの話を重点的に記載されている。
もちろん、どんなゲームか、何が目的なのかといった最低限の情報も記載。
そのあとはゲーム内の簡単なアイテムリストやキャラ紹介が
まだの場合はここでキャラ紹介を、
ジョブ紹介や世界観の詳細な情報などが記載されている。
最後のページにはヒントなどが記載されていることが多い。そして開発スタッフの記載も。

・歴史
ファミコン&旧ゲームボーイ時代:このころはまだ2色カラーで挿絵も説明書用に書かれた
簡単なイラストが多かった。また、この頃の説明書はゲームの世界に
プレイヤーが入っていくことを強調した言葉が多く記載されている。
そして簡単な地図や序盤のガイド(最初はどうすればいいのか的な情報)なども記載されている。
また、パスワードが必要なゲームにはパスワード用のメモコーナーが(『ロックマン』とか)。

スーパーファミコン&後期ゲームボーイ時代:ここからフルカラーに。
この時期限定で冊子型ではなく、折り畳み型の説明書がいくつか目についた。
ちょっと読みにくいんだよな、これ・・・(個人的感想)。
記載内容は変わらず。ただイラストが専用のイラストではなく、
以降でも使えるプロのレベルの高い絵が多い。

PS&セガサターン&64時代:この頃からゲームの世界に入っていくような
記載がなくなった。また、ページ数も増えて情報量も多くなった。ゲームによっては
ゲームの世界観の詳細が記載されていることも。
なお、この頃から序盤のガイドや地図が記載されなくなり始めた。

PS2&ドリームキャスト系列(=以下略)時代:ゲームが複雑化し、情報量の増加に伴い、
更にページ数が増えた。また一方でイラストの数が激減し始めた。
昔と比べるとシステムなどを優先し、キャラや世界観の情報は薄れ始めた。
昔のゲームの世界への没入感よりもリアルな思考になり始めたというか・・・。

その一方、『メイドインワリオ』シリーズでは説明書の役割を放棄し、
ある意味ファンブックか遊べる小冊子として展開しているケースも。
また、『大合奏バンドブラザーズ』では説明書がジャンルごとに異なる4枚の紙で
構成されているという特殊構成も。
「これ1本で一生遊び続けられるから、任天堂はちっとももうからないんですって!」

現在(Wii、DS、PS3以降):時代の流れで環境問題を考慮して
紙の説明書がほとんどなくなり、
ゲーム内もしくはゲーム機のメニュー画面に説明書が組み込まれるようになった。
だがしかし犠牲も多く、イラストなどが更に減ったどころか任天堂機種の場合はほぼ皆無、
キャラ紹介の詳細な情報や世界観などの設定などがほとんど消滅、スタッフの記載がない、
自由に読めない&ゲームを起動しない限りいつでも読めなくなったなどの問題点も。
その一方で1枚の紙に操作やシステムを記載した簡単な解説書を同封している事も増えた。
また、紙の媒体のケースでも先の設定関連が消滅した他、
最低限の操作とシステムだけしか記載しない説明書も。
特に洋ゲーに多く、1枚の紙だったり、薄っぺらくなっていたり・・・。

 

PR



逆転裁判2
メーカー:カプコン
2002年10月18日発売(GBA)
2006年10月26日発売(DS)
ジャンル:推理アドベンチャー

裁判所内での証人への攻撃はOKらしい。
(おまけに後の『5』ではさらにひどいことに・・・)

『逆転裁判』シリーズ第2弾!!基本的なゲーム内容はそのままではあるが、
細かい追加要素がいくつか追加された。

毎作戦う相手(検事)が異なり、本作『2』では前作終盤に登場した狩魔豪の孫娘、
狩魔冥が相手となる。つまり女性。御剣とは同期として育ち、
そして若干18歳にして検事という
最年少の天才検事である(※)。おまけになぜかムチを持ち込み、ビシバシ叩く。
最悪人に向けてムチを振るうトンデモ検事っぷり。
というかこの作品以降、検事がどんどんおかしくなってくる。
むしろ前作の御剣がまともすぎた・・・。ちなみに御剣はなぜかなかなか出てこない。
でも最終的にはちゃんと登場するので御剣ファンはご安心を。

(※:設定上13歳で検事になっており、『逆転検事』にて13歳版が登場。
更に『逆転検事2』に新人ではあるが「一柳弓彦」というキャラが
17歳と本作の冥よりも若い検事キャラが登場する)

基本的に本シリーズは免罪の依頼人を救うために調査パートで事件の証拠を捜し、
裁判パートで事件の真相を暴いていくスタイル。
『待った!!』『異議あり!!』の掛け声は無論健在。
今作以降はペナルティのシステムが変わり、
前作の回数制からゲージ式に変更になった。
それによって挽回のチャンスが増加。
また、本作と次回作のみだが「サイコ・ロジック」と呼ばれる
調査パート限定で会話している人が秘密にしている情報を聞き出すために
その人の発言に対して証拠品を突きつけることで
その人から事件の真相を話してもらうシステムが追加。
なお、こちらでもペナルティゲージが存在するのでうかつな行為は厳禁。

証人に関しては今回は前作以上にぶっ飛んでおり、中でもピエロのトニーに至っては
完全に証言およびリアクションが狂っている。
しかもそれが原因でこちらにまで被害が及ぶことも・・・。
更におばちゃんがグレートアップしてまた登場!!
カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・。

また、今回は何気にラストでちょっとした選択肢があり、
なんと犯人の末路を自分の手で決められてしまう。
具体的な詳細はネタバレになるので言えないけど、あなたならどうする?

なお、本作は『逆転裁判』シリーズで最も難易度が高く、
普通じゃわからないようなトリックや「証拠品の組合せ」を要求されます・・・。
遊ぶときはご用心。



ロックマン5 ブルースの罠!?
メーカー:カプコン
1992年12月4日発売
ジャンル:アクション

ブルース(?)ナルシスト疑惑・・・?(基地が・・・)

『ロックマン』シリーズ第5弾。今回も前作に引き続き、ワイリーじゃない・・・?
これまでロックマンを支えてきたブルースが突如ロボット軍団を率いて攻撃、
ライト博士を誘拐にまで至る。・・・まぁ、これまでの流れからオチは想像つきますよね?

今回の8ボスはクリスタルマン、ナパームマン、チャージマン、グラビティマン、
ウェーブマン、スターマン、ストーンマン、ジャイロマン
・・・実は予算不足で本来予定していた形にはなっていないため、
中途半端な外見や未来なのに古い機能になっているという悲しい裏設定が。
ジャイロマンは本来ジェットで飛ぶ予定だったとか、クリスタルマンは
本物のクリスタルを使うはずだったとか・・・。
というか、デザインが皆さん独自的・・・。スターマンなんて体の形が星だし、
チャージマンはまんま機関車、クリスタルマンは丸いクリスタルで
『3』のジェミニマンの方がクリスタルっぽい外見・・・。
また、終盤ダークマンと呼ばれる4体のロボットも登場。
弱そうな姿だが予想に反し意外と手ごわい。特に1号。

本作では新しい仲間にビートが登場。
ビートは前作のコサック博士が開発した鳥型ロボットで
ロックマンを守る形で敵に向かって体当たり攻撃を仕掛けてくれる。
そして本作のみに登場する特殊武器「スーパーアロー」は自分が武器として発射した後に
なんと足場にすることできるという優れもの。
弱点が高い位置にある最終決戦では役に立つかも。
前作から追加されたチャージショットも効果音が派手になり、威力もさらに強化された。
これによって(?)難易度は前作よりも低め。とはいえ、敵の攻撃が結構きついものが多いが。

何気に『3』同様ステージ選択時の音楽が再び変更されている。
ちなみに・・・ラッシュコイルがかなり使いづらい。
いつもなら背中からバネを出してくれるはずが
なぜか今作のみラッシュ自身がジャンプするという・・・。



ワリオランドシェイク
メーカー:任天堂
2008年7月24日発売
ジャンル:アクション

綺麗に動くアニメを自分の手で。

これまでキャラクターのイメージイラストこそはアニメ調で描かれながらも
ゲームの中ではまったく違う絵柄で描かれてきたキャラクターたち。
だが、このゲームは違う。イメージイラスト通りにアニメ調のキャラが
そのまま動き、暴れまわる!!
というか、アニメキャラが動き回る!!それがこの『ワリオランドシェイク』。

今回の舞台は地球儀の世界「ユーレトピア」。
そして狙う宝は振ると無限にお金が飛び出す「デルデルのサイフ」
だがユーレトピアは海賊シェイキングによって襲われ、サイフも奪われていた・・・。
今回は久々にキャプテンシロップが登場し、
味方としてショップでアイテムを売ってくれる。
ただし目的が目的なのでEDでは・・・。

今回も前作『ワリオランドアドバンス』同様不死身ではない。
それどころかリアクション技も実質消滅(あるにはあるが・・・)。
ただし、その代わり今回はパワフルアクションが強化された。
従来の体当たり攻撃に加えて今回はリモコンを振ることで地面にパンチを与えることで
画面全体を大きく揺らすことができる。これによって仕掛けを動かしたり、
敵の動きを止めることができる。
また、物や敵をつかんだ状態でリモコンを振ると振ったことで
何かしらの変化が起きることも。
敵や袋の場合はお金を落とし、檻の場合は檻を壊すことができる。
・・・後者はどうやって壊しているんだ?
また、マリオよろしく鉄棒アクションも追加。大ジャンプが可能に。
なお、『ワリオランドアドバンス』にあったダッシュアタックは
今回は装置を使うことで可能。
壁や敵にぶつかるまでの間ずっとダッシュアタックをし続ける!!止まらない!!
でもタイムアタックには必須。

ゲーム進行システムは前作と同じでコースの奥にある妖精メルフルを助けてから
スタートまで戻ってステージを脱出する流れ。
今回はそれに加えて潜水艦によるシューティングステージや
ステージごとに異なるミッションが存在する。
更にクリア後に宝の地図によって隠しステージが登場するなど
どうやら一筋縄ではいかないようです。


このゲームの最大の特徴はゲーム内容全てがアニメで構成されている事。
キャラの動きもデザインもすべてアニメになっている。
まるでテレビアニメを自分の手で操作しているかのよう。
そのアニメ担当は有名なProduction I.Gが担当。
(PS3で発売された某HDアニメRPGさんも
このゲームをちゃんと見習ってほしかった・・・)

ちなみに今回は『3』と『アドバンス』同様、世界を救うストーリーだが、オチは・・・。
ある意味では初心に帰ったというべきか・・・。
クイーンメルフルはあの後どうなったのだろうか・・・?

あと・・・物をつかんで振るアクションが
『ゆけゆけ!トラブルメーカーズ』の劣化に感じるのは私だけ・・・?
あっちとちがってコインとかあちこちに散らばっていうし・・・。



伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団
メーカー:任天堂
2008年7月10日発売
ジャンル:アクション

過激で残酷な「よわいものいじめ」

スタフィーシリーズ初、ナンバリングではない作品。
これまでのシリーズと異なり、なぜかキャラデザインが
ぬいぐるみみたいになっている・・・。横に縫い目みたいな線が・・・。
現時点(2013年)においてスタフィーシリーズ最終作。続編は出るのか・・・?

今回は『4』同様、過去のシリーズと話はつながっていない。
突如空から宇宙服を来たうさぎ「ランパ」が落ちてきたことから物語は始まる。
今度の敵は「ダイール海賊団」・・・なのだが、この名前自体ほとんど出てこない。
基本的に部下の3人がメインで行動している。それ以外の部下はゲーム中でてこない。
というか、どの辺が「海賊」なのかわからない・・・。
なにせ、彼らが活動している場所は海じゃないから・・・。
むしろ強いて言えば宇宙海賊といえそうな。
そして行いも宝を奪うとかではなく、ただの暴力・・・。

何気に変身システムはシューティングタイプ以外はすべて完全新規になっている。
ほとんど手抜きに近かったぬいぐるみもつにい消滅。
全面的に攻撃重視や移動型重視の物が多くなった。いずれも結構協力です!!
本作のある意味数少ない良心の一つ・・・。

従来の着せ替えシステムとショップはもちろん健在・・・・・・・・なのだが、
これがあまりにもひどい。商品を選択する自由がなく、キョロスケが勝手に選んだものを
買うか買わないかを決めるだけという完全ランダム式になっている。
なぜこんな仕様に・・・?ちなみにきせかえ事態は前作同様で3Dキャラ。

他にも全面的に弱いボスたち(中にはタイムアタック用に
「ある事」をすると即死できるボスが1体いる)、
キャラボイスとしてスタフィーとキョロスケのみに追加されたが
イベントなどの掛け声のみで実質無駄な声で
しかも他キャラは皆無という杜撰っぷり。前作はラストボスですらあったのに・・・。
そして隠しボス(自称「真のラストボス」)に至っては体力が少なくなると
回避不可能技を使ってくる始末。おいおい・・・。
またシリーズ恒例の2週目がなくなった代わりに非常に短い隠しステージで解決したり、
スタピーが2Pプレイ以外ではたったの1ステージでしか使用できない&声がないなど
とにかくこれまでのシリーズよりも悪くなっている。

一方で音楽はそれなりにいい曲が多く、個人的にはボス戦はかなりかっこいい。
何気にこの曲、これまでと違って完全新規だったりする。
更にシリーズ初のムービーが追加されており、漫画のような演出で繰り広げられる。
中にはやや過激な絵も・・・。敵の攻撃で画面に向かって倒れるランパ兵が・・・。
また、シリーズ恒例のミニゲームも収録。こちらも新規。

正直に言って、悪化するだけ悪化しただけのゲーム。
低くしすぎた難易度、2週目の消滅、デザインやストーリーを無理に子供向けにして
世界観とシナリオを破たんさせ、無理にキャラボイスを入れたり、
隠し要素やシステムも強引に組み込んだりとかなり出来は悪い。
過去のシリーズの方がまだマシといえる内容。
確かに子供でもゲーム初心者でも遊べるゲーム内容なのですが・・・。
また、本作はシリーズ初の海外発売もしたタイトルだったようですが・・・。

<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
08 2024/09 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
進葉マリス
性別:
男性
趣味:
ゲーム
自己紹介:
このブログの管理人。
あくとうポケモン
タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
ぶんぷ:ローカル地方
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]