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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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第46回:説明書のお約束とその歴史

ゲームを買うと中古でない限りは必ずついてくる説明書。
今回はそんな説明書についてのお話を。

・説明書とは
何もゲームに限った話ではなく、電化製品や組み立てが必要な物には
必ずついてくる小さな冊子。
まずどうやって使えばいいのか、こうなったときどうすればいいのかなどを記載したもの。
ゲームの場合、操作やシステムの話を重点的に置いている。

・特徴
最初に買ってくれた事への挨拶、次に注意事項を記載している。
これはどの説明書も共通している。
次に目次が来るが、ここから先はゲームならではの仕様になっている。
まずストーリーやキャラ紹介が入り、そのあとに
コントローラの写真付きで操作説明が入る。
その次にゲームシステムの話を重点的に記載されている。
もちろん、どんなゲームか、何が目的なのかといった最低限の情報も記載。
そのあとはゲーム内の簡単なアイテムリストやキャラ紹介が
まだの場合はここでキャラ紹介を、
ジョブ紹介や世界観の詳細な情報などが記載されている。
最後のページにはヒントなどが記載されていることが多い。そして開発スタッフの記載も。

・歴史
ファミコン&旧ゲームボーイ時代:このころはまだ2色カラーで挿絵も説明書用に書かれた
簡単なイラストが多かった。また、この頃の説明書はゲームの世界に
プレイヤーが入っていくことを強調した言葉が多く記載されている。
そして簡単な地図や序盤のガイド(最初はどうすればいいのか的な情報)なども記載されている。
また、パスワードが必要なゲームにはパスワード用のメモコーナーが(『ロックマン』とか)。

スーパーファミコン&後期ゲームボーイ時代:ここからフルカラーに。
この時期限定で冊子型ではなく、折り畳み型の説明書がいくつか目についた。
ちょっと読みにくいんだよな、これ・・・(個人的感想)。
記載内容は変わらず。ただイラストが専用のイラストではなく、
以降でも使えるプロのレベルの高い絵が多い。

PS&セガサターン&64時代:この頃からゲームの世界に入っていくような
記載がなくなった。また、ページ数も増えて情報量も多くなった。ゲームによっては
ゲームの世界観の詳細が記載されていることも。
なお、この頃から序盤のガイドや地図が記載されなくなり始めた。

PS2&ドリームキャスト系列(=以下略)時代:ゲームが複雑化し、情報量の増加に伴い、
更にページ数が増えた。また一方でイラストの数が激減し始めた。
昔と比べるとシステムなどを優先し、キャラや世界観の情報は薄れ始めた。
昔のゲームの世界への没入感よりもリアルな思考になり始めたというか・・・。

その一方、『メイドインワリオ』シリーズでは説明書の役割を放棄し、
ある意味ファンブックか遊べる小冊子として展開しているケースも。
また、『大合奏バンドブラザーズ』では説明書がジャンルごとに異なる4枚の紙で
構成されているという特殊構成も。
「これ1本で一生遊び続けられるから、任天堂はちっとももうからないんですって!」

現在(Wii、DS、PS3以降):時代の流れで環境問題を考慮して
紙の説明書がほとんどなくなり、
ゲーム内もしくはゲーム機のメニュー画面に説明書が組み込まれるようになった。
だがしかし犠牲も多く、イラストなどが更に減ったどころか任天堂機種の場合はほぼ皆無、
キャラ紹介の詳細な情報や世界観などの設定などがほとんど消滅、スタッフの記載がない、
自由に読めない&ゲームを起動しない限りいつでも読めなくなったなどの問題点も。
その一方で1枚の紙に操作やシステムを記載した簡単な解説書を同封している事も増えた。
また、紙の媒体のケースでも先の設定関連が消滅した他、
最低限の操作とシステムだけしか記載しない説明書も。
特に洋ゲーに多く、1枚の紙だったり、薄っぺらくなっていたり・・・。

 

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プロフィール
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進葉マリス
性別:
男性
趣味:
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自己紹介:
このブログの管理人。
あくとうポケモン
タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
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