忍者ブログ
このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
[76]  [75]  [74]  [73]  [72]  [71]  [70]  [69]  [68]  [67]  [66
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

colum5

第5回:『テイルズオブ』のお約束

ここ近年乱発&拙い商売ばかりするようになったものの、
毎作クオリティには定評のある『テイルズオブ』シリーズ。
今回はこのシリーズのお約束について。

○『テイルズオブ』って?
・どんなゲーム?
『テイルズオブ』とはナムコから発売されたRPGシリーズ。
1995年の『テイルズオブファンタジア』(SFC)から始まり、今に至る。

・どんなシリーズが出ているの?
外伝(エスコートタイトル)以外にナンバリングという概念はなく、
変わりにタイトルの後半に特定のタイトルを入れた作品が多い(マザーシップタイトル)。
(実は『TOT』のクオリティの言い訳で後付なのですが)
発売されたタイトルは次の通り。なお、携帯版、移植は含まない。
■マザーシップタイトル
SFC:テイルズオブファンタジア(TOP)
PS/PS2:テイルズオブデスティニー(TOD)
PS:テイルズオブエターニア(TOE)
PS2:テイルズオブデスティニー2(TOD2)
GC:テイルズオブシンフォニア(TOS)
PS2:テイルズオブリバース(TOR)
PS2:テイルズオブレジェンディア(TOL)
PS2:テイルズオブジアビス(TOA)
NDS:テイルズオブイノセンス(TOI)
XBOX360:テイルズオブヴェスペリア(TOV)
NDS:テイルズオブハーツ(TOH)
Wii:テイルズオブグレイセス(TOG)
□エスコートタイトル
GBC:テイルズオブファンタジア なりきりダンジョン
GBA:テイルズオブザワールド なりきりダンジョン2
GBA:テイルズオブザワールド なりきりダンジョン3
GBA:テイルズオブザワールド サモナーズリネージ
(シュミレーション)
PS:テイルズオブファンダムVol.1(TOF。ファンディスク)
NDS:テイルズオブザテンペスト(TOT)
PS2:テイルズオブファンダムVol.2(TOF2)
Wii:テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士(TOS:R)
PSP:テイルズオブザワールド レイディアントマイソロジー
PSP:テイルズオブザワールド レイディアントマイソロジー2

PSP:テイルズオブバーサス(TO.VS。RPGではない、対戦アクション)
・・・シリーズが誕生してから14年しかたっていないのに本家の数が12本。
エスコートタイトルすら10本ある。
『FF』や『DQ』並の多さ。『桃太郎電鉄』じゃないんだから・・・。
というか、あれをも追い抜きそうな勢い・・・。
『TOD2』以降、会社の体制上、毎年1~2本は出ているからなぁ・・・。
しかし、ほとんどのマザーシップタイトルは皆完成度が高い事で有名である。
ちなみに女性ファンが凄く多いのだとか。

○特徴
このシリーズは必ず決まった特徴がある。
・戦闘は「リニアモーションバトル」
通称リムス。格闘ゲームのごとく、自分で移動して、十字キー(スティック)の上でジャンプ、
キーとボタンの組み合わせで様々な攻撃を行うというもの。
なお、『スターオーシャン』の戦闘と似ていると思った方もいると思いますけど、
『テイルズオブ』自体『スターオーシャン』のチームが原案なため、
戦闘システムが内容が似ているのも無理もない。
最初は2D(横スクロール)だったが、『TOS』以来、3D(立体マップ)が主流となりつつある。
中には2Dのままのタイトルも今なお出ているが
(『TOH』、同じチームによる『ケロロRPG』など)。
基本的に2D3D共に横(主に右向き)に移動する形式だが、
『TOG』のみ上に移動する形式だった。

・豪華声優陣
1作目の頃から既に声優さんたちによるキャラクターボイスが搭載されていた。
基本的には戦闘でのみだが、チャット(スキット)」と呼ばれる仲間による
雑談会話システムではフルボイスで会話をする。
そして『TOE』以降、通常の会話にもボイスが加わり、事実上のフルボイスRPGとなった。
しかし、新人声優や若手声優、老舗声優(例:古谷徹さんや池田秀一さん)はなかなか呼ばれない。
唯一、『TOG』ではヒロイン役に若手声優の花澤香菜さんが呼ばれた。

・OPアニメ&主題歌
毎作プロダクションI.GによるアニメOPと有名歌手による主題歌が存在する。
なお、ごく一部の作品のみEDソングも存在。
アニメに関しては近年は本編にも挿入されるようになった。

・・・ところで、必ずプロダクションI.Gさんでなきゃダメなんですか?
シャフトさんやJ.C.STAFFさんとかじゃダメなんですか?
『TOS』のアニメ版はufotableさんなのに(もちろんEDはクレイアニメ。
キャラが皆かわいいです。特にコレットの歌とマッチしたほのぼのな3話ED)。

○お約束
さて本番。マザーシップタイトルには毎回決まったお約束が存在する。
そのお約束はほとんど破られた事が少ない。
・主人公が毎回ゲーム序盤に牢屋や自室に閉じ込められる
もうお約束。敵の手や誤解によって毎回主人公が牢屋に閉じ込められてしまう。
無論、最後には牢屋から出る事になるが、脱出方法は作品ごとによって違う。
中にはゲーム中に再び閉じ込められる事も。ちなみに『TOA』と『TOG』のみ自室。

・音楽
『TOL』と『TOI』以外は全て桜庭統さんが手がけている。
これももはやお約束。ちなみに『TOP』には本人が登場した。
ちなみにこの人に良く見られる自分の手がけた他作品からの流用が珍しくほとんどない。
ただ・・・製作環境が悪いのか、あまり音が美しいといえる曲は少ない。
いずれもピアノやシンセサイザー系と偏っている。リアルなヘビメタやオーケストラとか
そういった曲はほとんどない。『TOG』は珍しくそれに近い曲がいくつかありましたが。

・お金の単位は「ガルド」、回復アイテムは「グミ」
これだけは未だに変わることがないシステム。何ゆえ・・・?
作品によってはグミを自分で作る作品も。
ちなみにグミとはいえ、お菓子だったり薬だったりする事も。
また、『TOS』や『TOA』のように状況によって貴重な物資である場合もある。
しかし、劇場版『TOV』では山盛りに詰まれたグミを2、3個口に放り込むユーリ・・・。

・マーボカレー
ほぼ毎作(ない作品もある)存在するお料理システム。その中で本作オリジナル料理として、
「マーボカレー」というマーボー豆腐とカレーを融合した料理が存在する。
毎作レシピを手に入れる条件が厳しく、イベントで食べる事ができる場合もあったりと
とても珍しい食べ物である。無論、効果も非常に高い。

結構人気があったらしく、その後実際に何度か製品化された。
個人的にはコンビニ弁当時代の方がおいしかった(ブツブツ)

▲コレ。ハウスから絶賛発売中。
個人的にはちょっと微妙。

・毎作同社ネタが盛り込まれている
なにかとつけて必ずナムコのゲームネタが仕込まれている。
初期の頃は『ドルアーガの塔』や『ワルキューレの冒険』、
近年は『ゼノサーガ』や『アイドルマスター』のネタが非常に多い。
中にはゲストとして本人が登場してしまうことも。その違和感ぶりは世界観ぶち壊しレベル。
また、『TOA』のジェイドのベルトもよく見ると『パックマン』型。
そして近年、謎の「765」(ナムコ)の数字をした単位が登場するようになった。
『TOL』の765ハンマー、『TOG』の魔法カルタの値段など。

・他シリーズからのゲスト
『TOP』とPS版『TOD』にこそはなかったが、『TOE』以来、
なにかとつけて他シリーズからのゲスト、もしくは小ネタが登場する。
多くの場合、闘技場の最後に登場することが多い。
『TOR』と『TOL』ではそのキャラに関連したものが出てきた。
『TOH』では戦闘中にゲストとして召喚できる(中には先ほどのナムコネタも)。

・闘技場
DS作品以外、毎作闘技場と呼ばれる施設が存在し、そこでモンスターと戦っていき、
最後にはスペシャルゲスト(他シリーズキャラや本作のキャラ)と戦う事になるというもの。
報酬はお金というよりアイテムや称号が多い。
実は『TOR』のみ、一度闘技場が消滅した事もあったが、PSP移植版では復活した。

・プレイ時間・・・
なぜか毎作クリアまでに使う時間が最低40時間前後はかかる。もうちょっと短くても・・・。
『TOL』ではシリーズ過去最大のボリュームであるため、
第2部クリア含めてクリアまでに70時間は使う事も。

・主人公は熱血男児&剣使いが多い。
基本的に主人公は皆熱血男児が多い。中でも設定では無口な青年のはずの
『TOR』のヴェイグはシリーズで一番「馬鹿」が付くほどのやかましい主人公。
終始クレアクレアうるさい。また、『TOL』のセネルや『TOD2』のカイルも前半は
シャーリィシャーリィ、英雄英雄うるさい。
近年(主に『TOI』のルカあたり)は少しは落ち着いてきたが(特に『TOV』のユーリ)、
熱血である事にあまり変わりはない。『TOG』のアスベルは幼少期こそ熱血少年だが、
青年期ではその熱血さは普段は控えめに、シリーズ一マジメな青年に育った。
ついでにいうと、『TOI』のルカと『TOS:R』のエミルは熱血どころか、
かなりの弱気主人公。だが、時折暴走する。
そして武器も『TOL』のセネル以外、全員剣使いである事が多い。なお、セネルは拳(素手)。
『TOP』のクレス、『TOE』のリッド、『TOV』のユーリは
剣以外にも斧や槍も扱えたが・・・。

なお、今の今までマザーシップタイトルで女主人公が出た事は一度もない。
別にいてもいいと思うが・・・。『FF』シリーズ(ティナやライトニング)や
『WA』シリーズ(ヴァージニアやクラリッサ)では既にいるのだから
罰は当たらないだろうに・・・。『ポケモン』だって今じゃ女主人公が当然だし。
・・・「マザーシップタイトルで」?実は携帯版に一人だけ女主人公がいたり、
『レイディアントマイソロジー2』では「カノンノ」という操作可能な
メインキャラが存在した。

ちなみに・・・ED後結婚した主人公が2人もいる数少ない要素も。
おまけにどちらともその子供までいる。

・必ず専門用語がある
「爪術」とか「音素(フォニム)」とか「バイラス」とか「スピリア」とか
中二病?と思いたくなる専門用語がなぜか毎作存在する。普通に聞いてても意味不明。
特に『TOH』では堂々とCMでその単語を口にする。恥ずかしいです、はっきり言って・・・。
たまにはそういった専門用語ナシのテイルズを見てみたい・・・。
『FF』(Ⅶ、Ⅷ、Ⅹ、ⅩⅢ除く)や『DQ』だって専門用語なんかほとんど使わないぞ・・・。
ただ、1作目の『TOP』のみ、単語が「マナ」だけだったのですが・・・
(同じ世界観の『TOS』には「エクスフィア」「神子」などの単語が加わっている)。

・外見と年齢があっていない
これは意図的なのかわからないが、設定上では年相応な身長体重なのに、
外見はどう見てもそうは思えないほど小さかったり、大きかったり、老けていたりする。
例えば『TOA』のルークとティアはそれぞれ17歳と16歳なのだが、
どうみても20代にしか見えないぐらい大きく、逆にアニスは14歳とは思えないほど小さく
『TOT』のカイスウとルビア、『TOD2』のカイルは
15歳とは思えないほど小さい上、年相応ではない子供のような性格をしている
(特にカイウスとルビア)。
唯一外見と年齢があっているのは『TOP』と『TOR』、『TOL』ぐらいか。
・・・『TOL』の元々身長が低いジェイはともかく。
ただ、前者は移植版ではなぜかマオの年齢設定が13歳から15歳にされてしまっており、
性格と外見に合わない設定変更がなされている。
(同じケースで移植版『TOD2』のリアラも16歳ぐらいから15歳と若くなった)

・悪役が必ずしも悪人とは限らない
シリーズ1作目のダオスがそうだったのですが、このシリーズの悪役はほぼ大半が
理由持ちの敵であり、必ずしも根っからの悪人だったとは限らない。
操られていただけの『TOE』と『TOG』、
求める「者」のために暴走した『TOS』と『TOH』、世界に失望した『TOA』など・・・。
とはいえ、結果的に悪事を働き、世界を滅ぼす事をしようとしていることには変わりはない。
唯一悪党だったのは『TOD』のミクトラン、『TOE』の真の宿敵ネレイド、
『TOD2』のエルレイン&フォルトゥナ、『TOR』のユリス、『TOT』の国王ぐらいか。
なお、『TOV』では世界を滅ぼす存在こそいるが、宿敵ではなく、
更にラストボスとしてデュークが立ちはだかるが、
彼の目的は世界を滅ぼす事ではなく、世界を滅ぼす存在から世界を救う事であった。
・・・人類を犠牲にして。また、どのラストボスも必ず最後に主人公に殺されるが、
彼だけは例外で最後まで生き延びるどころか、主人公達と和解と協力をし、
人類を犠牲にせず、共に世界を救った「正義」のラストボスだった。
(・・・ある意味『ポ○モン不思○のダ○ジョン』のレッ○ウザ。
ラストボスが世界を救うという・・・)

ついでに言うと、このシリーズの悪役は『TOR』のユリス以外、全員人型である。
とはいえ、最終的にバケモノ化するのはお約束だが。
しかし、最終形態が人型だったり終始人型だったりするものもおり、
前者は『TOP』と『TOH』、
後者は『TOT』、『TOD2』、『TOL』第2部、『TOA』、『TOV』がその例。

・キャラぶち壊しのドラマDVD付き
『TOS』以降、毎回予約特典にDVDが付くようになった。
・・・のだが、『TOA』以降、なぜか毎回チャットドラマが入っており、
その内容はキャラの雰囲気ぶち壊しな暴走内容となっている。
そしてついに最高潮ともいえる展開を迎えた『TOH』の特典DVDでは
その暴走(&毎回機種が違う&シリーズ乱発)を指摘された。
ちなみに普段バルバトスとヴェイグが暴走の犠牲になり、
演じている中の人も不満に思っている。

・稀にあるパロディ
「神子神子なーす」
とか「猫かわいいよ、猫」とか「海の猿」とか
「キノコを食べると大きくなれるんですの?」とか何気に結構パロディがある。
他にも『TOG』ではマリクが夜な夜なソフィに『ご○げんよ○』よろしく
サイコロ形式で出た目の話をしているという・・・(それもロクでもない話題ばかり)。
無論「当たり目」もあるらしいが、出るとどうなるのかは不明。

PR
カレンダー
08 2024/09 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
進葉マリス
性別:
男性
趣味:
ゲーム
自己紹介:
このブログの管理人。
あくとうポケモン
タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
ぶんぷ:ローカル地方
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]