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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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第51回:大乱闘スマッシュブラザーズのお約束

先月発売され、12月に発売される任天堂のキラータイトルにして
任天堂のキャラクターたちが大集結するお祭りゲーム、
『大乱闘スマッシュブラザーズ』。今回はそんな通称「スマブラ」の紹介を。

○「スマブラ」とは?
・どんなゲーム?
横スクロールマップで中心をメインに配置された足場の上で
マリオやリンク、カービィやサムスなど任天堂のゲームの主人公たちが
パンチやキックに武器、必殺技を駆使して対戦相手に攻撃、
相手の蓄積ダメージというパーセンテージ表記された数字を溜めていく。
100近く以上になったら対戦相手は攻撃を受けると吹っ飛び、
画面上外へ吹っ飛んだら相手のミスとなる。
このゲームはいかに敵を場外へ飛ばし、生き延びるかがポイント。

原案者は『星のカービィ』でおなじみの桜井政博さん。
ただし、製作する側はとても大変で2作目以降から
ファンからの無尽蔵な期待と開発規模が大きく跳ね上がり、
2作目製作中に桜井さんが疲労で倒れ、3作目は外部制作&製作者募集、
4作目では外部に加え、2機種同時発売&機種の限界で
できないことが多く起きたりと課題は大きい。
なお、参戦キャラに関しては任天堂自社ならまだ軽いかもしれないが
セカンドパーティや著作権、それ以前に戦えるか、
原作の強さと他キャラの区別などが絡む。
3作目以降から登場したゲストキャラは任天堂と相手の会社が
お互い合意を得ないと参戦できない。ある意味奇跡。

・どんなシリーズが出ているの?
1作目、N64:ニンテンドウオールスター大乱闘スマッシュブラザーズ
2作目、NGC:大乱闘スマッシュブラザーズDX
(「ニンテンドウオールスター」が消えたのはタイトルが長いからとのこと)
3作目、Wii:大乱闘スマッシュブラザーズX
4作目、3DS:大乱闘スマッシュブラザーズforNINTENDO3DS
WiiU:大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU
(ちなみに「for」には「four(4)」の意味も込められている)

◆歴代参戦者(ネタバレあり)なお、×はその作品のみ限定参戦
『大乱闘スマッシュブラザーズ』から
マリオ(スーパーマリオブラザーズ)
ドンキーコング(スーパードンキーコング)
リンク(ゼルダの伝説)
サムス(メトロイド)
ヨッシー(ヨッシーストーリー)
カービィ(星のカービィ)
フォックス(スターフォックス)
ピカチュウ(ポケットモンスター)
ルイージ(マリオブラザーズ)
キャプテンファルコン(F-ZERO)
ネス(MOTHER2)
プリン(ポケットモンスター)
『DX』から
ピーチ(スーパーマリオブラザーズ)
クッパ(スーパーマリオブラザーズ)
ゼルダ(ゼルダの伝説)
シーク(ゼルダの伝説 時のオカリナ)
アイスクライマー(アイスクライマー)※『for』では3DSの技術面の都合で不参戦
マルス(ファイアーエムブレム)
×ロイ(ファイアーエムブレム 封印の剣)※同名のキャラが『for』に参戦
Dr.マリオ(Dr.マリオ)※『X』には不参戦
ガノンドロフ(ゼルダの伝説)
ファルコ(スターフォックス)
×ピチュー(ポケットモンスター)
×子供リンク(ゼルダの伝説 時のオカリナ)
ミュウツー(ポケットモンスター)※本作のみではあったが『for』でDLCとして復活
Mr.ゲーム&ウォッチ(ゲーム&ウォッチ)
『X』から
ピット(光神話パルテナの鏡)
ワリオ(メイドインワリオ)
ゼロスーツサムス(メトロイド ゼロミッション)
メタナイト(星のカービィ)
アイク(ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡)
ディディーコング(スーパードンキーコング)
デデデ大王(星のカービィ)
ピクミン&オリマー(ピクミン)
※『for』ではカラーバリエーションでアルフ(ピクミン3)になる
×リュカ(MOTHER3)
×ポケモントレーナー(ポケットモンスター)
リザードン、フシギソウ、ゼニガメを使役して戦う。
トゥーンリンク(ゼルダの伝説 風のタクト)
ルカリオ(ポケットモンスター)
×ウルフ(スターフォックス)
ロボット(ロボット)
×スネーク(メタルギアソリッド)ゲスト
ソニック(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)ゲスト
『for』から
リザードン(ポケットモンスター)※厳密には『X』からの続投だが、単身参戦となった
むらびと(どうぶつの森)
WiiFitトレーナー(WiiFit)
リトルマック(パンチアウト!)
ロゼッタ&チコ(スーパーマリオギャラクシー)
ルフレ(ファイアーエムブレム覚醒)
ルキナ(ファイアーエムブレム覚醒)
パルテナ(光神話パルテナの鏡)
シュルク(ゼノブレイド)
パックマン(パックマン)ゲスト
ブラックピット(新・光神話パルテナの鏡)
クッパJr(スーパーマリオサンシャイン)
※カラーバリエーションでコクッパになる。イギー、レミー、ラリー、ルドウィッグ、
モートン、ウェンディ、ロイ(スーパーマリオブラザーズ3)
ダックハント(ダックハント)

なお、『ファイアーエムブレム覚醒』の本来の主人公であるはずのクロムが
参戦していないのは原作のステータスとマルスやアイクとの戦力バランスの事情。

○特徴
・アクションゲームのような、格闘ゲームのような
このゲームは少し特殊。なぜなら操作感覚やマップ、アイテムの存在だけ見ると
アクションゲームに見えるのに、攻撃や回避が入るとまるで格闘ゲームのようになる。
ガードの代わりにシールド、コンボもあればスーパーアーマーもある。
なんとも不思議なゲームです。ただし、相手を「場外に飛ばす」という
システムはよそのゲームには存在しない独自の物。

・蓄積ダメージ
このゲームには体力は存在せず(マスターハンド達やスペシャル乱闘は例外)、
代わりに「蓄積ダメージ」という独自のシステムを採用している。
これは最初は0%から始まり、ダメージを与えるとその数字が増えていき、
その数字が100近く以上になったらその数字が増えた相手が
吹っ飛びやすくなるというもの。うまく相手のダメージを増やしていこう。

・簡単必殺技操作
必殺技といわれるとどうしても複雑なコマンドを想像してしまうけど、
本作ではスティックのデフォルト・上・下・左右の4つの組み合わせでBボタンを押せば
すぐに必殺技が出せる。上Bは基本的に復帰技になっており、
デフォルトBは溜め攻撃や飛び道具が多い。
また、超必殺技ともいえる技も独自的でアイテム「スマッシュボール」を破壊することで
デフォルトBが超必殺技ならぬ「最後の切り札」を発動できる。
ただし超強力ゆえに1個につき1回きり。

・「はじく」事による良さ
このゲームで最も重要な要素、それはスティックをはじくこと。
はじくことでダッシュができ、上にはじけばジャンプもできる
(といっても、別ボタンで簡単にジャンプできるが)
でももっと重要なのはこのゲームタイトルにもなっている「スマッシュ」攻撃。
Aボタンによる通常攻撃にスティックをはじくとはじいた方向ごとに異なる
強力なスマッシュ攻撃が入る。これで対戦相手を遠くへ吹っ飛ばせる!!(例外あり)
なかにはBボタンの必殺技でもはじくと技に影響が起きる場合も。

・スマブラは競技
このゲームでは別に登場人物たちが殺し合いや人気争いをしているわけではない。
あくまで競技なのである。だから歓声が飛んだり、
引き分けでゲームが終わったり負けたキャラが拍手をして
勝者やプレイヤーを称えるのだ。
なお、この競技設定は『新・光神話パルテナの鏡』にも受け継がれる。

・使い回しや手抜きが多い・・・
お金と人間の限界か・・・?前作まで基本キャラだったキャラが
次回作では意味もなく隠しキャラにされたり、
隠しキャラの大半がモデル替えキャラという見た目とステータスが違うだけで
モーションが他キャラと同じいわゆる「コンパチキャラ」が多い。
『X』でも新規要素が多いはずのルカリオの動きが
まんま『DX』のミュウツーだったことも・・・(『for』で改善された)。
また、作品の流れで声が変わった&追加されたキャラがいるにもかかわらず、
ドンキーコングとクッパ、サムスだけ変更されていない。
しかもこの声について桜井さんの語る理由も意味不明で他キャラと矛盾している始末。
そして極め付けは初登場の頃から他ゲームキャラであるはずのキャプテンファルコンの
モデル替えキャラのガノンドロフも苦情が来てるにもかかわらず一切変更されていない。
下手をすれば原作崩壊レベルなのにもかかわらず。
『X』では原作では使って本シリーズではまともに使わせて
もらえない剣を持たされたり・・・。
なお、『for』ではやたら旧ステージが多い。理由はなんとなく想像つくが・・・。

・種類が豊富なアピール
普通のゲームでいうアピール(挑発)は一つだけ。
でも『X』以降、アピールが3つに。
なぜかスネークだけ全部同じだが・・・。

・裏曲とオレ曲セレクト
このシリーズはBGMにかなり気合が入っており、
『DX』以降1ステージの曲の種類が増えた。裏曲は本来のそのステージに
流れる音楽がそれとは違うもう一つのBGMに変わるというもの。
「オレ曲セレクト」は『X』と『forWiiU』で登場し、
1ステージごとに10種類近くある音楽からどの曲を流し、
どの割合でその曲が流れるかを自由に調整できる。
1ステージだけでもかなりの曲が入っているという贅沢さ。
しかもその音楽は原曲から他のゲーム(任天堂外含む)の作曲者たちが
アレンジしたりする曲までさまざまな曲が存在する豪華さ。

・収集要素
本シリーズには『DX』以降収集要素があり、
参戦キャラやアイテム、他の任天堂キャラなどを
フィギュアにして解説する「フィギュア」、
『X』のみ登場の張るとパワーアップできるゲームキャラで構成された「シール」、
オレ曲セレクトで流す曲が増える「CD」、
『for』でのキャラをパワーアップさせる「カスタマイズパーツ」など
様々な収集要素が存在する。これらをすべて集めるだけでも
一苦労なまでにその量は膨大。

なお、この特徴のうち、ゲームシステムそのものにかかわらない要素のみ
同じ桜井さんの手掛けた『カービィのエアライド』および
『新・光神話パルテナの鏡』でも引き継がれている

○お約束
・シンプルのラストボスはマスターハンド
敵を倒していき、最後のステージまで行くいわゆる一人用モードのラストボス。
それがマスターハンド。右手の手袋である。
なお、『DX』以降は条件を果たすと「クレイジーハンド」という左手が出てくる。

・配置型キャラセレクト&独自の戻るシステム
このシリーズではキャラセレクトの時は決まって
チップを配置してキャラを選択するシステムになっている。
ただボタンを押せばキャラを選択になるわけではない。
おかげでCPもそのチップをプレイヤーのカーソルで動かすことも可能。
また、簡単に前の画面には戻れない独自仕様になっている。
これは子供がボタンを押し間違えてしまう可能性があったため。
Bボタン押しっぱなしで戻れる。

・時折おこるキャラ崩壊

「イメージ世界のキャラ」という理由で実は登場人物たちは本物のキャラクターではない。
だが、だからといってキャラを崩壊していいわけではない。
ルイージは変なキャラになっており、怪しい目つきやいじけキック、
突然倒れたり体を横に垂直にして飛ぶ「ルイージロケット」といった奇人と化している。
ロイもまた原作では冷静なキャラであるはずなのにやたら熱血。
中でももっとひどい目に合っているのがこの作品で知名度が
上がったであろうキャプテンファルコン。
なにせ、原作の「げ」の字もないぐらいの別人っぷりでただの変態キャラと化している。
素手で戦うのは原作の事情だが、なぜか桜井さんは彼を
「勘違いしたアメコミキャラ」呼ばわりし、ピンク色のスーツ、
相手に抱きつく技「ファルコンダイブ」ややたら英語で喋ったり、
しまいには『X』では事あるごとにかっこつけたり
ピクミンを自分の着地で大量虐殺をするなど原作ファンからすれば激怒物である。
『for』では『カエルの為に鐘は鳴る』のサブレ王子がアシストフィギュアで出るが、
原作と比べると言動と声がかなり子供っぽい・・・。

・フォックスのスマッシュアピール
『DX』以降十字ボタン下をはじくようにして押すと
特定のキャラとマップの組み合わせで
該当のステージの作品のキャラ同士の会話を聞くことができる。
特に『スターフォックス』のキャラに至っては毎作収録されている。
ちなみに『X』のスネーク×シャドーモセスでの会話は
その場にいるキャラに対応した会話が訊ける。スリッピーが乱入したりも・・・。
なぜかメイリンが「アカネイア」を「マケドニア」と勘違い発言をするが・・・。
『forWiiU』では『パルテナ』キャラで行えるがなぜかクロムがゲスト出演する。

・爆発するキャリアー!?
基本キャリアーアイテムは破壊すると中から違うアイテムが出てくる・・・のだが、
なぜかランダムで爆発を起こすものが。これでやられるプレイヤー多し・・・。
使い方次第ではラッキーでもあるが。

・お遊びスタッフロール
『スマブラ』というよりは桜井さんのお約束。
毎度スタッフロール(『X』ではキャラロール)では毎作異なる遊びがあり、
初代ではスタッフの役割を見ることができ、『DX』ではそれに加えて
スタッフの名前を撃つシューティングゲームになっていた。
『X』ではキャラ名や画像を撃つことでコインが入り、
『for』ではスタッフ名を攻撃する事で背景のパネルを開くシステムに。
ちなみに桜井さんのスタッフロールの遊びは本シリーズが初めて。

・メモリアル
このシリーズでは起動回数や遊んだ時間、隠しキャラの誰かや
隠し要素、コンプリートなどの解放した日にち、
一番使ったキャラやらの回数など細かいデータが記録されるようになってる。
ただ、「のべプレイ時間」で特典を出すようにするのはやめてほしい・・・。

「真の戦いはこれからだ!!」
これ、『DX』以降で隠しキャラをコンプリートすると表示されるお知らせ。
元々は『DX』に参戦していたキャラクター、ロイの台詞。
当時彼が主役の『ファイアーエムブレム 封印の剣』が発売されていなかったため、
そんな彼の未来に向けてのセリフ。『X』以降は彼がいないにもかかわらず、
この台詞が表示されるようになった。

ちなみにこの台詞は『ファイアーエムブレム 封印の剣』の
真のEDでも逆輸入された。・・・というか、本作の要素がいくつか
ゲーム本編でも活かされ、当初はロイが「マスターロード」に
クラスチェンジする予定も封印の剣を使うと
エクスプロージョンや炎の斬撃をすることはなかったとのこと。
(スペシャルサンクスに『スマブラDX』の名前と
桜井さんの名前が記載されている)
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