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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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第32回:他機種移植が嫌われる訳

『○○』がPS3に移植決定、『○○』がPSPに移植決定といったニュース。
どういうわけか被害の8割が任天堂側だったりするこの他機種移植騒動。
しかし、移植された作品が多くの人に遊ばれることは本来良い話のはず。
なのに、いざ発表されると周りからはブーイングの嵐。なぜなのか?
今回はそれについて解説。・・・でも実は今回の話題は以前に違う形で書いていたりして。

最大の原因はその移植がただの移植ではなく、完全版移植だからである。
完全版移植というのはそのタイトルに元の機種版にはなかった新しい新要素を
追加したうえでの移植である。ここで総合の答えを言ってしまうと、
本当に多くのお客様に愛される移植をするなら
一切手を加えずに移植した方が数倍良い。

なのに、世間にある移植はいずれも追加要素を加えての移植ばかり。
それに加えて元の機種に関しては一切のフォローがないことも問題である。
元の機種にはその追加要素が追加されることはほぼ未来永劫なく、
結局元の機種のその作品を遊んだ人は追加要素が遊べないために
損をするという最悪の展開。これでは完全に元の機種で買った人が
製作者や相手の機種ファンに馬鹿にされたように
感じられてしまう印象を受けてしまう。

中にはわざとこういう事をするメーカーもあるため、なおさら印象が悪い。
そのことを考えたクリエイターもおり、
その人は『カオスヘッドノア』『シュタインズゲート』を移植する際、
一切の追加要素を加えないこと、追加要素があった場合は
元の機種にもそのフォローを行う、そして値段も一緒にしている。

(ただし、元々のXBOX360版にはその追加要素の一つの
新OPは加えられていないが・・・)
実際にこういうことをしてくれるクリエイターは残念なことにほぼ皆無である・・・。

そしてもうひとつ。それは元の機種に対する独占意識およびプライド意識である。
これはユーザーの問題。他機種(ライバル)にその作品が移植されるというだけでも
カチンときてしまう。これは自分の愛する機種だけで遊べた物を
ライバルたちに遊ばれることに対して怒りを感じることにあるのかもしれない。
これは自身の独占欲である。気づかぬうちに自分だけの物でありたい、
自分たちの物でありたいという意識が心のどこかにあるはずです。

先も答えましたけど、誰もが幸せになれる移植というのは
一切の追加要素を加えず、そのままの形で移植することである。

それなら別に怒りを買う必要はないでしょう。
そういう意味では近年発売されているHD版も良い例でしょう。
なぜならHD版には今現在追加要素らしい追加要素は一切ないですから
(あっても実績orトロフィー程度)。
このHD版は基本的に同メーカーの後継機などで発売されていることが多いですが、
マルチタイトル(他機種同時発売)として出していることが多いので問題ないかと。
独占欲の件はどうしようもございませんが・・・。こればかりは。


なお、この移植騒動はなぜか任天堂側に移植されるケースはほとんどない。
なにせ、多くの場合任天堂側に問題があった、あるいは任天堂側で出した結果、
まったく売れなかったから移植
というパターンが多いため・・・。
後者の場合、売れないと思ったら初めから任天堂機種で出すなよと・・・。
でもきっと製作費予算回収のために任天堂を利用しているだけというのもあるのかも・・・。
(これは前者にも関係が少しはあるのかも。
任天堂がよその機種で展開しているシリーズを任天堂側に
無理やり引き込もうとした結果というか・・・
)

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進葉マリス
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趣味:
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自己紹介:
このブログの管理人。
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タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
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