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マリオ&ルイージRPG2
メーカー:任天堂
2005年12月29日発売
ジャンル:アクションRPG
ルイージの惨劇:最終楽章 精神的虐待
『マリオ&ルイージRPG』の続編がDSで登場。
しかし・・・筆者としては正直してほしくなかったストーリー。
今回はなんと何度かパーティゲームに登場したベビィマリオとベビィルイージと協力しながら、
過去の世界を冒険するというもの。もちろん、本来ベビィはマリオたちの過去の姿。
同じ時代の存在ではなく、過去の存在である。のでマリオ兄弟は過去へタイムスリップする。
事のきっかけは前作チョイ役だったオヤ・マー博士がタイムマシンを作ったことから始まった。
過去にタイムスリップしたはずのピーチがマシンだけ帰ってきて行方不明に。
過去に起きた事件を調べるためにマリオ兄弟は過去へ旅立ち、赤ちゃんだった頃の兄弟と出会う。
今回はベビィ兄弟と共に冒険していく事になる。つまり四人パーティがいることになる。
機種がGBAからDSになったためボタン数が増えており、XとYボタンでベビィを操作する。
もちろん(!?)、ベビィもブラザーアクションが行える。戦闘でもマップでも前作と同じ要領で。
どころか、未来のマリオたちと協力することも。しかも赤ちゃんの頃から大人顔負けの戦闘力。
しかし当の未来のマリオたちが過去の自分にして赤ん坊であるはずのベビィを
危ない目にあわせているのはいかがなものかと。
ブラザーアタックは今回はアイテムを使ったものになる。無論有限。四人全員で行う。
しかもどれも簡単操作な上にコマンドを上手く成功し続ければ
無限に続けることができるほど強力。
特に今回のボスは無駄にHPが高いため、この能力は必須。
今回のマップは2画面になったけど、だからといって
2画面を生かしたマップになっているわけではない。
上画面は基本的に今いる場所のマップとなっている。しかもフロア式で先までわかるほど。
そして前作以上にアクション要素が強くなっています。
戦闘では敵が上画面まで動きの幅が広がっているため、上画面にも気を抜かない事。
ただ・・・このゲーム、ストーリーが完全に破綻している上に
「時を越える」という設定が全く生かされていない、ボスが無駄にHPが高いだけ、
マップが1本道な上にサブイベント皆無など、前作や「RPG」として見ると難点が多い。
あとラストボスも・・・。超が付くほどシリアスな音楽と超が付くほどコミカルで子供が
思いつきそうなぐらい幼稚な姿をしたラストボス・・・。
強さ(HP以外)と音楽はいう事ナシなのですが・・・。
そして・・・ルイージファンにもオススメできない。なぜならこのゲーム、
終始ルイージをいじめ続けているから。一応いじめに対するフォローが加わったけど、
その分いじられる内容は更にパワーアップ!なかには精神的虐待まで・・・。最低。
また、他のゲームと比べるとルイージの性格もちょっと・・・。
『ルイージマンション』や『ペーパーマリオ』シリーズを遊んでいる人なら特に気づくはず。
そのため、ルイージを本当の意味で愛している人にはオススメできない。
ルイージを「影が薄い」とか「悲惨な目にあっている姿が好き」など
ルイージをネタにしている意味で愛している人なら楽しめるのですが、それって・・・。
一応難易度は安定しているし、音楽も良い。遊び応えもある内容となっています。
ちょっとした隠し要素もあるため、少し奥が深いです。