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このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
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ICO

ICO
メーカー:ソニーコンピュータエンターテインメント
PS2版:2001年12月6日発売
PS3版:2011年9月22日発売
ジャンル:アクション

ゲームらしくない 「ゲーム」

PS2に突如現れた不思議な空気をまとったアクションゲームが登場。
それがこの『ICO』である。
このゲームは主人公の角の生えた少年イコとなり、幽閉されていた謎の少女ヨルダを連れて、
共に巨大な古城から抜け出すというもの。

このゲームには体力ゲージや残機といった表示は一切ない。
イベントムービー以外はメッセージすら皆無である。
主人公イコはヨルダの「手をつなぐ」事で共に行動することになる。
基本ヨルダの手をつなぎながら進まないといけなくなる。セーブをするにも彼女が必要。
ただし、終始つなぐわけにもいかず、中には謎解きのために
自分が先行して道を作ってあげる必要がある。
それは崖がある場所でも同じで自分が先行して進んだ後、
彼女を受け止めなければならない。
また、ヨルダの力を借りないと進めない場面に遭遇することになる。

しかし、謎解き以外に主人公たちの道をふさぐものがある。それがである。
影はヨルダを連れ去ろうと襲い掛かってくる。ヨルダを奪われ、
影が自分の住処に連れ去られたらゲームオーバーになるので注意。
ただし、完全に飲み込まれなければ救出可能。
なお、イコ自身も非常に高い所から落ちるとゲームオーバーになるので注意。
影に対抗するには城のどこかに落ちている木の棒や剣を拾って攻撃することで倒す事ができる。
とにかくこのゲームはヨルダがすべてといってもいい。体力の概念の代わりにもなり、
セーブや謎解きをすることにも必要となるこのゲームの中心に立つ重要なヒロインである。

巨大な古城は自然にあふれ、城から傍観できる景色もまた美しい。
そんな美しい城を眺めるのもまた一興。また本編中、音楽は自然の音のみで
音楽がほぼ一切流れない。
強いて言えばデモ画面とセーブ画面とスタッフロールの歌ぐらい。
(他にもあると思うけど、どれもあまり「音楽らしさ」はない。良くも悪くも)
いずれも本作の静かな世界観にあった癒される音楽となっております。これらもまた本作の特徴。
なお、作曲は大島ミチルさん。『ごくせん』や『ショムニ』シリーズ、
初代『鋼の錬金術師』や『隠の王』の作曲者で有名です。

全体的に「ゲームっぽさ」全面的に排除し、世界観とシンクロできるような作りとなっている。
良い意味で「ゲームらしくない」作品となっております。
ちなみに同じチームが制作した『ワンダと巨像』は本作と世界観がつながっている・・・?
あと2週目を始めると1週目では何と言っているのか
わからないヨルダの言葉が理解できるようになるとか。

 


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進葉マリス
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男性
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自己紹介:
このブログの管理人。
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タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
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