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ファイアーエムブレム 烈火の剣
メーカー:任天堂
2003年4月25日発売
ジャンル:シュミレーションRPG
安心したまえ、その難易度の易しさに。
ファイアーエムブレムシリーズ第7弾、今度の舞台は「封印の剣」から20年前!!
前作主人公ロイの父親エリウッドとサカ族の少女リン、前作ヒロインリリーナの父親ヘクトルによる
3人の主人公が描く広大なスケールで描く物語。
難易度はシリーズ全体(いや、次回作(聖魔の光石)はもっと低いか・・・)
として低めとなっている。そのため、初心者でも安心して遊べます。
特に一番最初に遊ぶであろう、リン編ではチュートリアルが導入されている。
物語を進めながら、ゲームのルールを学ぶ事ができる。
そしてエリウッド編から本番。これまで学んだ事を生かして戦へ!!
なお、リン編は別にプレイしなくて問題はない。ただし、クリア後に登場するエリウッド編よりも
マップ数が追加&難易度が上昇したヘクトル編では事前にリン編で
「あること」をしていないと進む事ができない「異伝」が存在する。
今回は「封印の剣」の20年前というだけあって、若かりし頃のキャラや
20年後に登場するキャラの父親母親が登場する。特に某双子の母親は子に似て、
とてもかわいらしい少女に・・・。13(14?)歳という若さで。
なお、リンを見てとっさにフィルを思い出した人は多いはずですが、
残念ながらフィルとリンに接点は一切なく・・・。
また今回はなぜか敵側の人々がかなり個性的な性格をしている。
例えばダミアンは「○○たまえ、~」と倒置法で話す上にナルシスト、
「封印の剣」にも登場した妙に子供っぽい性格をした謎の二人組の盗賊ポール&ジャスミン
(ローズとマギーとの関係性は不明)、
同じことを繰り返して喋るだけのモルフ(敵の作った魔導人造人間)、デニングなど・・・。
また、敵側にも味方側にも付かないファーガスという海賊がいるのですが、
ハードモードではファイアーエムブレム史上最強のユニットに・・・。
ストーリーはシリーズ全体を通して非常に重く、暗いストーリーが描かれる。
多くの大切な人が死に、ニノとジャファルの過去、ゼフィールの王位継承を廻る惨状、
普通にプレイした場合は分からないが、ヘクトル編であまりにも悲しい過去が判明する
「あるモルフ」や本作の悪役など・・・。
ただし、戦争は基本的には描かれていない。
しかし、製作期間がかなり短かったためか、「野盗」を「野党」と表記するなど
誤植がやたら多い上、バグもいくつかあり、
なぜか秘密の店でドーピングアイテムが売っていなかったり
また「軍師システム」というプレイヤーが軍師として行動できるというものがあるのだが、
ストーリーが中盤になると全く生かされなくなるなど、出来は少しイマイチ。
基本的にはファイアーエムブレムシリーズ初心者向けの作品。
とはいえ、最終章の敵は初心者にとっても、
上級者にとってもつらいかもしれませんが・・・(どの敵もパラメータがカンストしている)。