忍者ブログ
このブログは雑記ではありません。 管理人進葉マリスの所持するゲームの簡単な感想を述べるコーナーです。
[4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


第21回:意外と少ないジャンル

アニメや漫画ではよくあるけど実はゲームでは意外とない要素がいくつかある。
今回はそれを挙げてみます。

・氷属性の主人公&味方
大抵ゲームには「属性」が存在し、「火(炎)」「水」「風」「雷」などあります。
そしてパーティキャラの大半には最初から上記の属性が付いているし、
属性を生かした技やアイテムが多いです。
・・・ところが意外なことに「氷」だけはほとんどいません。
『ポケモン』シリーズでも氷属性のポケモンは終盤になって初めて出てくるし、
マリオだってこれまでは炎一筋で近年になって初めて氷が使えるようになったし、

筆者が知っている例:ヴェイグ(テイルズオブリバース)、ジン(ブレイブルー)、
マール(クロノトリガー)

ヴェイグは数少ない属性の「主人公」であり、マップ及び戦闘でも氷を活かした技を使える。
しかしゲーム開始時はその力が災いを起こしてしまったが・・・。
一方ジンは主人公の味方・・・ではないが、ライバル的存在として登場。
専用能力で対戦相手を凍らせる事ができる。
マールは属性こそ「水」となっているが、パーティ内で氷の魔法を使う唯一のキャラ
(魔王も使えるけどアイスガのみ)。

・女性主人公
近年は男性よりも女性が強い?草食男子に肉食女子?という風潮が強まってきた。
というか、男性>女性な差別はもはや過去の物!?
しかし、逆に女性が主人公のゲームって実はあまりない。もちろん恋愛シュミレーションは別だが。
また、仮にあっても大抵、男女のうち一方を選べとなる事が多い。
(近年の『ポケモン』とか『スターオーシャン2』とか『TOX』とか)
純粋な女性が主人公と言うゲームはあまりない・・・。
一方『アトリエ』シリーズは女性のみが主人公である「唯一」のシリーズ作品。

筆者が知っている例:ヴァージニア(ワイルドアームズ3)、ライトニング(FF13)、
ベヨネッタ(ベヨネッタ)、シャノア(悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印)

特にこの手の場合、主人公は明快な性格だったり、男勝りだったりと「強い」女性が多い。
逆に「弱い」主人公の場合、どうなるのかちょっと見てみたい。
成長劇になるのかな、やっぱり。
(シャノアは強い弱いと言うより、感情が薄れているので「無」に近いか・・・)

・ハーレムパーティ
漫画やアニメ、ライトノベルじゃ近年腐るほどよく見るハーレムメンバー
しかし、実はこれ、一般のゲームにはあまり見られない光景。
仮にあってもそれは恋愛シュミレーション、もしくはアドベンチャーだけ。
特にRPGにはそういったパーティが存在しないのも現状である。
最悪、自分でそういう仲間を作成したり、多くいる中から構成しないといけないぐらいである。

筆者が知っている例:エクセル(約束の地リヴィエラ)、
弓削イツキ(コンセプション 俺の子供を産んでくれ!)

主人公だけ男性です・・・。一応序盤にもう1人男性がいたけどすぐに別れてしまう。
弓削イツキはこれから登場するキャラクター。本当にハーレムキャラ。
 

PR

第20回:クッパを「悪役」にするには?ピーチにも手伝ってもらいます

(今回のコラムは超辛口なうえに
結論までものすごく前置きが長いです。ご用心を)



いきなりですがはっきり言います。
『スーパーマリオ』シリーズに登場するクッパは
もはや「悪役」などではない。

それはなぜか?今彼がしていることの大半が「ピーチ姫を誘拐する」以外に
なんの被害もない、ただの「ライバルキャラ」もしくは
「いたずらっ子」に成り果てているからだ。

その悪役らしさのなさはもはや同社の『ゼルダ』のガノンはおろか、
他社の『ロックマン』のワイリーや『ソニック』のエッグマンどころか、
幼児向け作品『アンパンマン』のばいきんまん以下だ!!
最初の3人は誘拐もするけど、まず規模の大きい被害のある悪事ばかりを行ったり、
影から人々を利用して悪事を働くといったことをしてきたし、ガノンに至っては人殺しまでする。
そしてばいきんまんですら個人ばかり相手にしているとはいえ
他人に変装して相手を騙したり、様々な方法で被害のある悪さをするというのに、
ここ最近のクッパの行動ときたら・・・。

それだけじゃない。2010年の悪役を多く見てきたが、アニメ、ゲーム共に
人を騙し、大勢の人間を利用し、それが自分の仲間や部下、
肉親ですら利用価値がなくなれば罵倒し、
最悪最後には殺害し、町の破壊や大量虐殺も痛わないどころか最悪それで快楽を得る、
家族や町そのものを人質にして主人公やその仲間や友人を脅すなど、

極悪非道な悪役
が大勢登場した。
この年、この大魔王クッパ様は『スーパーマリオギャラクシー2』で
のんきに「ビッグなパワーを手に入れて支配する」だの
「ピーチ姫にビッグなケーキを作ってもらう」など
子供じみた発言と子供じみた動機をほざき、
そして行った悪事も最初にキノコ城周辺に攻撃を加えただけで後はピーチを誘拐して
それで後はスターを奪うだけでおしまい。
実質的被害があまりにも少なすぎる。
こんなお子様みたいな小悪党なんか利用されて
最後には用済みになって殺されてしまえ。

そんな前作は町と人々を襲撃した以外にも姫を城ごと誘拐したり
天文台のエネルギーとなるスターを奪いスターを
死に至るまでパワーを奪いつくそうとしたり

ピーチを誘拐した理由が銀河帝国を見届けるためとかっこよく、
マリオに対し「計画の邪魔だから消えろ、わかるな?」というぐらいのかっこよさ。
その時の悪役っぷりはさすがとしか言いようがなかったのに・・・。
だからといってクッパに先ほどの悪役みたいに極悪外道になれとは言いません。らしくない。

さて、前置きが長くなりました。これからが本題です。
このどうしようもない元「悪役」「大魔王」さん・・・
今風に言えば「悪役(笑)」「大魔王(笑)」かな?にはこれから先、
ちゃんと本当の「悪役」にするにはどうすればいいか、

私から進言させていただきます。それにはピーチ姫、あなたにも手伝ってもらいます。


1:姫を誘拐する以外にも被害のある悪事を!!
最近のクッパのすることはほぼ「ピーチ姫を誘拐する」事だけ。
それ以外ではパーティーゲームではマナーの悪いことをしたり、
個人からお金やスターをだまし取る、自分も誕生日を祝いたかったから、
「劇中」で「マリオランド」を自分の国にしようとした、
キド・アイラックの杖を奪ってマリオとルイージ、キノピオだけ誘拐してそれで終わり、
自分が毎作異なるスターになりたいから妨害、「劇中」でクッキーを奪う、
たったのそれだけでどれも個人レベル。全体的な被害はほぼ皆無です。
しかも最悪「いたずらをするのがいきがい」と言い出す始末。
(しかもこれはすでに2作品でも言っている。ひとつは劇の設定だったが・・・)
これじゃただのいたずらっ子か泥棒。あきれた。

しかし次の作品では姫を誘拐する以外にも悪事を働いた記録が。
いずれもピーチ本人の被害だけでは済まされないレベルの物ばかりである。
いったいどれぐらいの人々が犠牲になったことやら・・・。
・スーパーマリオブラザーズ:キノコ王国を滅ぼした
・スーパーマリオブラザーズ3:キノコ王国周辺諸国を息子たちと部下に襲撃させ、
杖を奪いその杖で王を動物に変えた
・スーパーマリオワールド:ヨッシーとその仲間たちを卵に閉じ込め、息子たちに誘拐させた
・ヨッシーのロードハンティング:ジュエリーランドを襲撃し、国の秘宝の宝石を奪い、
その上国王と王子に魔法をかけた(ちなみに本作はピーチは誘拐されなかった)
・スーパーマリオ64:キノコ城の人々を全て壁に閉じ込め、
絵の世界の怪物たちを現実世界に出して支配しようと企んだ
・レッキングクルー98:珍しくピーチを誘拐せず、自分のアジトを多く建設し、
そのアジトの陰で国から光を奪おうとした
・マリオストーリー:姫をキノコ城ごと誘拐し、星の国の秘宝と精を奪い、
その秘宝で部下や悪意のある人々の願いをかなえて世界をめちゃくちゃにした
・スーパーマリオギャラクシー:こちらも城ごと誘拐し、
天文台のエネルギーを奪い機能を停止させ、
スターからエネルギーを死ぬまで奪いつくそうとした。

と・・・。しかし、全体的に見るとこのように他の悪事を
働くクッパというのは近年ほとんど見かけなくなった。なによりこのリスト、
ほとんどが98年以前のものが非常に多く、2000年代のものはほとんどない。
『スーパーマリオサンシャイン』の悪事はクッパによるものというより、
実質クッパJrの悪事だし、クッパ何もしてないし・・・。

結論を言えば、先ほどのリストのように他にも多くの「被害のある」悪事を働けばいい。
それだけでクッパの悪役らしさはグンと上がる。悪役の基礎中の基礎。
そもそもクッパ、仮にもあなたは「大魔王」でしょう!?それはただの自称ですか?
大魔王ならもうちょっと悪役らしいことをしなさい!!

(そういえばクッパさん、確か魔法使えませんでした?
住民をレンガや筑紫に変えたって・・・。

その魔法で人々を洗脳するとかもうできないんですか?
あとついでに・・・

kokoop.jpg













▲『マリオ3』説明書より。「イタズラ大好き」だって。

これなら『マリオパーティ』以降の行動は全てコクッパたちに任せてクッパお父さんは
最後のステージで待っていればよかったのでは?わざわざ自分から
自分の品を下げるようなことしなくても・・・。というか、
当初は『マリオパーティ』のミニクッパはコクッパだったといううわさを聞いたのですが・・・)

2:そもそもなんでピーチを誘拐するの?
つくづく思うのですが・・・確かピーチを誘拐した理由ってもとはといえば
クッパのかけた魔法を唯一解ける人物がピーチ姫だったから
それを阻止するために誘拐したんでしたよね?

『スーパーマリオブラザーズ』ではそうだったし、
おそらく似たような悪事を働いた『スーパーマリオ64』も同じ理由でしょう。
『スーパーマリオブラザーズ3』では誘拐した理由は不明でしたが、
おそらくマリオへの挑発や目的のない悪事だったのでしょう。実際誘拐されたのは終盤だし。
しかしそれ以降や『スーパーマリオワールド』と『スーパーマリオRPG』、
『NEWスーパーマリオブラザーズ(Wii)』2作品では誘拐した理由が不明
『マリオストーリー』では「仲良くなりたいから」誘拐
『スーパーマリオサンシャイン』では
自分ものにするため&クッパJrの母親にするつもりで彼に嘘をついた
『スーパーマリオギャラクシー2』ではビッグなケーキを作らせるため
いつの間にか理由がおかしくなり始めてます。
しまいには『マリオ&ルイージRPG2』では
幼少期のころから誘拐しようとたくらむなど設定が完全に矛盾しています。

更にいうとクッパ以外の悪役に誘拐される理由も妙に不自然。
「スタービーンズを目覚めさせる美しい声の持ち主」「カゲの女王のになる」
『絶対に結ばれることのない』男女を結婚させることで
コントンのラブパワーを生み出すため」
賢者の封印を解くことができるから(しかも話の中に
ピーチとの関連性はない)」と・・・。
いずれもピーチである理由がどこにもない。
むしろピーチを誘拐させるために無理やり設定を加えているだけ。

もはやご都合的なトンデモキャラになってしまっている。
これなら一部条件さえあれば誰だって誘拐されても問題ない。最悪男性でもいい。
これではすでに「「ピーチ」が誘拐される理由」はもうない。
理由のある誘拐ならパサランでもいいし、ユウリィでもいいし、シャーリィでもいいし、
ゼルダ姫でもいいし、ヨルダでもいいし、コレットでもいい。
にするためならローラ姫ティラミス姫でもいい。
それどころか、同シリーズのはずのデイジー姫でもいい。
前者は「なぜ誘拐されたのか」「なぜ彼女なのか」と誘拐した理由と
その人でないといけない理由もはっきりしている。

じゃぁ、どうすればいいのか?それは簡単、ピーチにしかできない、
ピーチがいなくなると困るような理由
があれば誘拐されても文句はない。

(例:何らかの力を秘めた国の秘宝を制御できるものがピーチだけだからとか
キノコ王国の政権を部下や内通者に奪うため)
昔のピーチはクッパに逆らえる魔法を持っていたから誘拐された。
それぐらいの設定なら復活させても問題はないだろう。
あと先ほど少しふれた「妻にするため」というのも悪くはない線。
「仲良くなりたいから」よりもずっと説得力がある。
あとマリオや国の人々を脅迫するために誘拐するというのもありだと思う。
昔のマリオのマンガじゃよく見られた展開だったのに・・・。
そしてピーチ姫以外の人物を誘拐するのも手かと。
先ほどの強引に付け加えられた設定云々は
そういう人たちに受け継がせてその人を誘拐した方がいいのでは?
あと、ピーチを誘拐しない代わりに他の悪事を働く・・・というのも手です。
・・・・・・いたずらや盗み以外で。
(終盤以外の『スーパーマリオブラザーズ3』、『ヨッシーのロードハンティング』、
『レッキングクルー98』など)

(そういえば最近誘拐されるとき、被害者が出ていないのが気になる。
『マリオRPG』はともかく、普通部下とかがやられて
その隙に誘拐されるようなものですけど)

3:「魔王」としての威厳を持て
『スーパーマリオブラザーズ3』の頃からか、クッパ=間抜けなイメージが定着しつつある。
まぁ、普段から開けてる口や喋り方からすれば間抜けと思われても仕方がない。
第一自分の戦う場所に必ず自分が不利になるものが置いてある時点でねぇ・・・。
それはそれで置いておくとして。
かつてクッパのイラストは色も濃く、皮膚のしわも生々しく目立ち、
顔も豪快さと不気味さを感じられるものだった。

更に『スーパーマリオブラザーズ3』のパッケージではマントもつけていた
(ゲーム内ではつけていないが)。
個人的な話をすると『スーパーマリオ64』の時の
迫ってくるようなクッパの3Dイラストがこれまでのどのイラストよりも怖く感じた。
目が赤いし、いまにも襲い掛かってくるような雰囲気があったし。
しかし、近年は技術の進化によるのかクッパのデザインもだいぶかわいくなってしまった。
『ルイージマンション』の頃からだろうか。全体の色が明るくなり、
そのせいか皮膚のしわが目立たなくなり、顔もだいぶやわらかい感じになり、
かつての圧倒感はなくなってしまった。

ある意味子供たちが怖がらなくて済むかもしれないけれど、
それでは昔のクッパを見てきて育った世代はどうなるんだという話になるし・・・。
そして『マリオパーティ』以降はやることが幼稚になり、
そのせいかクッパの「大魔王」らしさは一気に薄れてしまった。
もはや口だけの大魔王。『マリオパーティ3』なんて時間を間違えたり、
無視されたり、デイジーに一撃で吹き飛ばされたり、
「大魔王の力を思い知らせてやる」と言ってワルイージにあっさり負けたほどですよ?

(というより、クッパが「大魔王」だって知っている子供は今どれぐらいいるのだろうか?)
今クッパを恐れているキャラなんて本編中ではキノピオぐらいですよ。
しかも『マリオストーリー』以降ではそんなクッパの行動に一部あきれている人までいる始末。
多くの人が恐れるような威厳がなくなっているという事ですよ・・・。

では、クッパに「大魔王」らしさ、もしくは威厳を取り戻すにはどうすればいいのか。
・イメージイラストおよび本編中のクッパのデザインをかっこよくする
まずは外見からという意味で。別に『スマブラ』のギガクッパみたいにしろとは言わないから
(あれじゃ子供でなくてもビビる)。
色も少し濃く、表情も開けた口ばかりではなくあえて閉じておくのもよし。
顔や体格はワールドワイドの事を考えてもうちょっとワイルドに、やや筋肉質に。
・魔王らしい行動を
最初の1番目で触れた行動ができていたら普通に魔王らしいことができてるともいえる。
・できればクッパを知らないマリオの世界の住民が恐れるようなキャラに
先ほどの通り、キノピオしかクッパの事を恐れていない今のマリオワールド。
キノピオ以外にも他のキャラクター、たとえばモンテ族やスターたち、
ノコノコをはじめとしたクッパ軍に所属していないモンスターたちや
まだ見ぬ新しい種族がクッパを恐れていたり不安になるようなキャラにした方がいい。

(そういえば『マリオパーティ』1作目では最終ステージでノコノコがクッパの悪口言って
クッパに一撃で吹き飛ばされましたね・・・。
このゲームのクッパって本編中いじわるな事しかしない割には
終盤だけはまじめな悪事を働いているんですよね)

4:最後の手段、冷酷になれ
これ、最後の手段。近年のクッパは部下から慕われている部下想いのキャラになっています。
『スーパーマリオRPG』『マリオストーリー』『マリオ&ルイージRPG3』では
それがうかがえました。部下に慕われるのは構わない。カリスマ性も必要だろう。
これで部下に見捨てられるようであればその程度の悪役だろう。
でも仲間を助けに行ったり、仲間を最後まで見捨てずに動くのは
悪役というよりライバルキャラになりそうなタイプ。
実際『カービィ』のデデデ大王がそうだし。
・・・でも少し外道になるのもアリかもしれない。
失敗した部下を見捨てたり、人を殺害したり、世界や村を破壊するといった悪事をすると
悪役らしさはグンと上がる。
だけどそのかわり、クッパのイメージが下がる可能性が・・・。
正直、やりすぎるとかなり嫌われることに・・・。だからこその最後の手段。

(そういえばクッパってこれまで一度も悪事のために
人をだましたことのない、正直な悪役ですね・・・。
エッグマンやワイリー、ばいきんまんは人々をだましたんですけどね・・・)


以上がクッパをちゃんとした「悪役」にする方法。
やや過激ですけど、最低限の事だと思います。特に最初は。
というよりも、まず今の製作スタッフがクッパという悪役をどう見ているかで
彼の未来が変わりそうな気が・・・。近年のクッパは外見がややかわいく見えますからね・・・。
任天堂はクッパをどうしたいのかさっぱりわからない。

次の『スーパーマリオ3Dランド』ではピーチの誘拐理由がわかっていない上に
しっぽがつくなど外見が悪くなっているので不安だが、
なにやら「しっぽの木」を枯らして張本人である可能性が。珍しく被害のある悪事を働いていますね。

 


第19回:難しくてもいいじゃない

激ムズアクションで有名な『デモンズソウル』の継承作、
『ダークソウル』を遊んだのですが、これがなかなか難しい。
一発の攻撃力が高く、しかも背中から喰らえば重症、その上敵の数も多い上にしつこい。
でも悪くない。これでいい。第一これらは回避可能なのだから。
背中を狙われないようにすればいいし、
盾や回避で退ける事もできる。多い場合は攻撃範囲の広い武器で攻撃すればいい。
ついでに相手が攻撃する直前にこちらから攻撃をすれば多くの場合攻撃を阻止できるし。
それに死んだからといっても一番最初の時点まで飛ばされるわけでもないし
(文字通り一番最初である序盤だと無理もないですが)。
ついでに『忍者龍剣伝』も遊んだ。こちらも激ムズアクション。敵の数や配置がいやらしい。
その上操作はジャンプと攻撃しかない。でもこれだけで多くの攻撃を回避できる。
飛び道具だって多くの場合、攻撃で回避できるし、
接近攻撃なんて攻撃される前に先に倒せばいい。ボスでなければ一撃で倒せるんだし。
もちろんゲームオーバーになっても一番最初からとかではなく、
そのコースの最初からですむし。(最終ボス除く)。

難しいことは決して悪いことではないと思う。
最初にゲームを始めるものは誰だって最初は簡単なものでも難しく感じるはずです。
今にして思えば簡単だったものも遊んだ当時は難しかったと感じることもあるはず。
私(筆者)も今なら簡単にクリアできる『星のカービィ』や『スターフォックス64』も
最初は散々ゲームオーバーになっていました。そりゃ最初は遊んだことのない未知の領域で
いきなりサクサク進める人はいないでしょう。右も左もわからない、もしくは慣れていない。
それでいいんです。その「難しい」も慣れていけば簡単にもなるし、
難しいと感じても乗り越えることはできる。

逆に簡単すぎるものはむしろ不自然に思える。少しぐらい難しい壁を用意しないと
おそらくその人はいつまでたっても上達しないでしょう。
ずっと甘やかされるのも考え物です。だから難しくていいんです。

確かに理不尽な物は別かもしれない。
なにかちょっとミスしただけでそれ以降の全てがダメになったり、
ゲームオーバー以外でのやり直しが直前ではなくずっと前の最初からだったり、
アクションゲームなのにその攻撃が回避不可能もしくは
回避できる範囲が少なすぎてそれでミスになったり(※)、
自分は最弱なのにいきなり最強クラスの敵がわらわら出てきて
これらを倒さないと先へ進めなかったり・・・。
これらも「工夫」ができていればまだ理不尽にはならなかったのですが。
最初に挙げた2タイトルはちゃんとそれができているからよい。
(※:『天地創造』の最終ボス第2形態が回避不可能攻撃をしてくるが、
その攻撃はいくら受けても絶対ミスにはならないという工夫がなされている)

「難しいからダメ」とか「難しいからクソゲー」というのは個人的に違うと思う。
そんなこといったら難しさがウリである
『デモンズソウル』や『ダークソウル』を全否定することになるし、
『キングダムハーツ』シリーズの他のゲームの隠しボスよりも恐ろしく強い
隠しボス達全てがダメといわれてしまうことになるのだから。
これらは難しいからこそ存在していられるものなのだから。

人生だって簡単じゃないからいいのでは?
難しくない人生なんてつまらないし、成長すらしない。たぶんすごく退屈。
ニート生活している私からしてもそう感じる。なにもない。成長もしない悲惨なものです。
お金も大してないし、出会いもないから新しく得るものもない。
これはゲームにも言えることです。
壁があって、それを乗り越えることで初めて成長する物ですから。

いつでも難易度を変えられたり、初心者のためとはいえ異様に難易度が下げられていたり、
プレイヤーがミスし続けるとプレイヤーの意思を無視して勝手に難易度が下げられたりするのは
個人的にはあまり好きじゃないし実行したくない。
これじゃ自分が負けた気にもなるし、余計なお世話だとすら感じる(個人的には)。
それにこれではプレイヤーはゲームやスタッフに甘やかされてしまうということなのだから。
あと難易度が設定できるのはその人に合わせたプレイスタイルを選ぶということだから、
そこに余計な介入はあってほしくない。
『ゴッドオブウォー』ではミスが続くと
「難易度を下げた方がいいか?」的な場面が出ることはある。
そこでプレイヤーの意思で難易度を下げることができるし、これは別にかまわない。
よほどダメだったり、自信が持てなくなった場合はその選択を受け入れてもいいと思う。
これも一つの選択。

別に難易度が低いのはダメと言っているわけではない。
難易度といっても様々だし、それが難しいと感じるかも人によって異なる。

低いなら低いでメリットもある。
障害となる要素は薄くなるが、進めやすく、遊びやすくなるもの事実だし。
簡単と感じるものでも少し難しくてもいい。

「難しい」は必要な要素だと思う。難しいものを超えることで初めて人は成長するし、
渦化しいことも簡単なこともどちらも実感できる。
そもそも人だって生まれて最初は歩くという壁があるのだから
人は誰しも難しい壁を乗り越えてきたのだから、
「難しい」事は必要不可欠であり、常に側にあるものだ。




第18回:9月のゲーム戦争

もうすぐ夏も終わり、秋になろうとしています。
しかし・・・ゲーマーにとってはおそらく9月は地獄絵巻なのではないでしょうか?
なぜかって?それはあまりにもビッグタイトルが集中して発売されてしまうからです。
ふつうビッグタイトルは1月に2、3個ぐらいですよね?ところが今年の9月はなぜか
ビッグタイトルが20本近く発売されるという・・・。これは異常だ・・・。
というわけで今回はそんな9月のタイトルを紹介。あなたはどのタイトルを買う?

あと今回珍しくアフリエイト置いてみました。
といって、収入になるかどうかは別問題として・・・。
なお、タイトルの後ろについてる☆マークは筆者オススメタイトル。


□1日発売
・コープスパーティー Book of Shadows ☆
『コープスパーティー リピーテドフィアー』の派生ストーリー集。
中には新キャラの出る前日譚も。
今回は前作のようなドットグラフィックのRPGではなく、アドベンチャーに。
怖い思いをすると精神汚染度が上昇し、真っ黒になるとゲームオーバーになるという、
少し『エターナルダークネス』を彷彿とさせる(あっちは幻覚&幻聴ですが)。


・グランナイツヒストリー ☆
『朧村正』を制作したヴァニラウェアとマーベラスエンターテイメントが贈るRPG。
自分たちの騎士団を結成して騎士団をクエストで育成し、他国との戦争に出撃させるというもの。
ヴァニラウェアらしく、細部まで動くアニメーションと2D構成もポイント。



・デビルサバイバー オーバークロック ☆
ニンテンドーDSで発売された『女神異聞録デビルサバイバー』の移植。
「デビルサバイバー」は異常事態の街の中で友人の未来を教えたり
仲魔の悪魔を召喚するデバイスを駆使して7日間生き延びるために悪魔と戦うというもので
文字通り仲魔を落札する「デビルオークション」やマルチエンドがウリ。
今作は3Dになっただけでなく、追加要素として
・豪華声優陣によるフルボイス・「存在しない8日目」の登場・主題歌・セーブファイル数
・2週目要素「サバイバーズアワード」・EASYモード・悪魔全書・設定面でのコンフィグ

が追加された。

ちなみに筆者はすでにDS版を持ってはいるが、全然遊ばれていない。
初期メンバー以外、仲間一人も増えてません。
そういえば声優追加で思ったけど、どうして先月発売された『デビルサバイバー2』には
声優をつけなかったのだろう・・・?3DSほどではないけどフルボイスはDSでも可能なはず。
3DSで発売しなかったことはあえて追及しないけど・・・。


□7日発売
・テイルズオブエクシリア ☆

『テイルズオブ』シリーズ15周年記念作品。今回はシリーズ初のW主人公制だったり、
アニメパートがプロダクションIGからアニメ版『テイルズオブシンフォニア』を手掛けた
ufotableに変更されるといった要素がある。
(近年のプロダクションIG製アニメは問題があったからある意味正解かも・・・)
戦闘は仲間と協力することを強調したものとなり、
他にも普段から戦闘中にキャラが会話したり、お店をパワーアップ出来たり、
久々に召喚獣が召喚出来たりといった要素が含まれる。
あと「この世に悪があるとすればそれは人の心だ」的な台詞まで復活。
ある意味原点復帰を謳うだけはある。

ちなみに今回はゲーム機本体同梱版が出るが、このシリーズはこれまで
「本体同梱版=他機種に移植」というお約束があったため、今作も不安視されている・・・。
しかし、本作の予約状況とゲーム機本体の売れ行きを考えると今回はなさげ・・・?


・RESISTANCE3(レジスタンス3)
謎の生物「キメラ」と人類が戦うFPSゲームの最新作。今作は3DとPSMoveに対応。
前作から4年後を舞台にキメラと戦うことになる。


・バイオハザード リバイバルセレクション ☆
『バイオハザード』15周年記念作品。1本のROMに
『バイオハザード4』と『バイオハザード コード:ベロニカ 完全版』をHD化して収録。
HD化したことで更に迫力が増している。ちなみに追加要素はない(おそらくトロフィーか実績)。


・RISE OF NIGHTMARES(ライズオブナイトメア)
セガが贈るホラーアドベンチャー。Kinect専用で自身の体の動きで移動したり、
ハシゴを上ったり、敵と戦ったりするという
全身で恐怖を体感するという斬新なアドベンチャーゲームとなっている。
パッケージの時点で十分怖いゲーム。


・デウスエクス ☆
スクウェアエニックスが送る海外製のゲーム。
主人公はサイボーグのアダムを操作して敵を倒して進むか隠密行動で潜入するか、
敵と会話して柔軟な対応で侵入する、機械をハッキングして侵入など
様々な自由なスタイルで進行していくアクションRPG。
主人公がサイボーグであることを活かした自身の体をカスタマイズできるのも魅力。
(このシステムを活かしたアンドロイドが主役のゲーム、出ないかな?)←独り言


□15日発売
・ドラゴンクエスト Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ☆

『ドラゴンクエスト』25周年記念作品。ファミコンの『Ⅰ』『Ⅱ』『Ⅲ』と
スーパーファミコンの『Ⅰ・Ⅱ』『Ⅲ』の5本を収録したパッケージ。

でもこれ、バーチャルコンソールでの配信はないと言っているようなものでは・・・?
『スーパーマリオコレクション』よりはやや高いが、その分特典が素晴らしく、
メダルや当時の攻略本、そして『ドラゴンクエストⅩ』の映像つきDVDが付くという豪華さ。
ちなみに『ドラゴンクエストⅨ』にあったOPアニメは本作も健在。
同スタッフが手掛けているとか。


・DUNAMIS 15
5bp初のマルチタイトル作品で孤島デュナミスベースの学園で遺伝子研究のために生かされている
クローンである登場人物たちが描くサスペンスフィクションアドベンチャーゲーム。
『ハ○ヒ』よろしく何度も繰り返される時間のループから脱出するのが目的で
物語の進行に合わせて主人公が変わるのが特徴。ちなみに主人公は5人いる。
また設定からしてダークなだけでなく、残酷描写が多い。

主人公の一人にしてメインヒロイン、倭一花役をあの島本須美さんが演じるというのもポイントか。
彼女がヒロイン役を演じるのは何年振りだろうか・・・?


□22日発売
・ICO ☆
・ワンダと巨像 ☆

2001年に発売された『ICO』、2005年に発売された『ワンダと巨像』の2作品を
それぞれHD化&3D化して再販売。同日、2タイトルをまとめた上に
PS3のアバターやテーマの入ったプロダクトコードやBRUTUS特別編集ブックレットが同梱される
リミテッドエディションも数量限定で同時発売される。
しかも6000円前後と値段はかなりお得。

ちなみに筆者はすでに両作品ともオリジナル版をクリア済み。でも気になる。
リミテッドエディションの追加特典もそうだが、廉価版だったので本家ICOのパッケージとか、
もう一度ストーリー見たいとかいろいろ・・・。


・閃乱カグラ 少女達の真影 ☆
マーベラスエンターテイメントが贈る、3DSの3D機能をおバカな使い方をした
お色気忍者アクションゲーム。公式も本作をおバカゲーとして認めている模様。
忍者を育成する学園で美少女達が忍者(くのいち?)に変身して敵と戦うというものなのですが、
敵(こちらも美少女)に攻撃されたり超必殺をすると服が破れる
登場する美少女の大半が巨乳だったりと
かなりのお色気要素を含んでいる。しかもこのお色気のために
3D機能を使うというなんともハチャメチャなゲーム。
任天堂機種ではこの手のゲームはほとんど発売されていないので、ある意味注目作。


・ギアーズオブウォー3 ☆
惑星セラにて地底人ローカストとの戦いを描く『ギアーズオブウォー』シリーズ最終作。
前作『2』の続きが描かれ、今回は主人公フェニックスの父親や操作可能な女性キャラが登場する。
グラフィックが更にパワーアップした他、キャラの雰囲気も随分と変わった・・・?



・ダークソウル ☆
ハマる高難易度ゲームとしてその名を広めた『デモンズソウル』の魂(ソウル)を継承した作品。
ゲーム内容に関しては具体的な情報が少なく、前作とどう変化したのか不明・・・。
唯一判明している情報では「貴族」に代わって新しい職種「持たざる者」が登場。凄い外見です・・・。

・ファントム・キングダム PORTABLE
PS2で発売されたシュミレーションRPG『ファントム・キングダム』がPSPに移植。
主人公が本という素敵な設定。今回はマップ外(!?)にある隠しマップや
主人公が呪文を噛んだせいで不完全な状態で本になった挙句、
いないはずの自分の娘が出る新シナリオが追加されているなどパワーアップしている。
また、メインイラストレーターの原田たけひとさん以外の多くのイラストレーターさんが描いた
イラストが追加されているとのこと。


・シャドウオブザダムド ☆
『NOMOREHEROS』の須田剛一さんと『ヴァンキッシュ』の三上真司さん、
『サイレントヒル』の山岡晃さんが贈る夢のコラボゲーム。グラスホッパーマニファクチュア製作。
豪華俳優によるボイスや光と闇を駆使した戦いをsexyとグロテスクな世界観で描かれる。



・武装神姫BATTLE MASTERS Mk.2
去年発売された『武装神姫BATTLE MASTERS』の強化版。
玩具「武装神姫」をテーマにしたバトルアクション。
前作のデータを引き継ぐことも可能で『ラブプラス+』同様、引き継いだうえで最初から遊ぶこともできる。
前作の戦いの後を描いた新シナリオや新神姫の追加が本作のポイント。


・ToHeart2 DX PLUS
何度も移植されている恋愛シュミレーション『ToHeart2』の究極移植。
今回はついにというべきか、新ヒロイン「羽根崎美緒」の登場&新シナリオとイベントの追加、
コンシューマ初の『ToHeart2 AnotherDays』の追加など文字通りデラックスな移植となっている。

というか、確か数か月前にダンジョンゲーム出しておいて、
そこに本作の美緒だけ出れなかったのがなんか不憫な気が・・・。
せめて宣伝でもいいから出しておくべきだったのでは・・・?


□29日発売
・英雄伝説 碧の軌跡 ☆

ファルコム20周年記念タイトルにして『英雄伝説 零の軌跡』の続編。
仲間が増えただけでなく、シナリオや登場人物、
ボイス量含めすべてがビッグボリュームとなっている。

個人的にはカンパネルラ(男)の声優さんが伊藤かな恵さんというのが気になる。
伊藤さんって男性役演じてきましたっけ?あの普段の声からどんな声になるのか気になる・・・。

・フォトカノ ☆
『キミキス』『アマガミ』スタッフが贈る恋愛アドベンチャー作品第3弾。
キャラデザを変更し、登場人物は全て3Dで描かれる。
今回のテーマは「写真」で写真の美を追求するフォト部とお色気を追求する写真部で
ストーリー展開が異なる。今回の主人公も変態で今度は妄想家。無論妹も登場するが、
今回はこの妹が攻略のために主人公の妄想の中でかなり大活躍する
(前作のようなただ主人公に一言いうだけの存在ではない)。
ちなみにキャストのいくつかが過去の『キミキス』に出演した人とかぶっているような・・・。


・ヱヴァンゲリヲン新劇場版 サウンドインパクト ☆
『アクアノートの休日』や『ディシプリン』の飯田和敏さんがディレクターを担当し、
須田剛一さんらグラスホッパーマニファクチュアが制作するキャラゲー。
これまで『エヴァ』のゲームは数多く登場したが、今回は新劇場版のストーリーを何と
リズムゲームにしてしまうという大胆な展開に。使徒との戦いからATフィールド破壊まで
全部リズムゲームで行うというまさにエヴァ同様に「シンクロ」するゲーム。

しかしひと月にグラスホッパーマニファクチュア制作タイトルが2作も出るとは・・・。
須田剛一さん、お疲れ様です・・・。

・CODE_18
なんかタイトルが『DUNAMIS15』みたいですけど、関係ありません。
恋愛アドベンチャーゲーム『Never7』『Never17』『Remember11』に続く
「インフィニティ」シリーズ6年ぶりの最新作。
「時」をテーマに科学部の主人公が少女たちとの出会いによって自分と世界を変えていくというもの。


・真・三國無双6 猛将伝
今年春に出た『真・三国無双6』の完全版。このシリーズにとってはもはやお約束である・・・。
3人の新キャラと『真・三国無双』をリメイクした上にやりこみ要素が充実した
「レジェンドモード」を追加。このレジェンドモードは新武器や成長システムなど
相当作りこんでいる模様。

なお、こちらのゲームにも上記の『碧の英雄』『フォトカノ』と同様伊藤かな恵さんが出る。
まさか同日に3作も出るとは・・・
(個人的には『オーディンスフィア』と『シャイニングウィンド』の川澄さん以来だ・・・)。



第17回:スーパーマリオのお約束

アクションゲームの金字塔『スーパーマリオ』シリーズ。
みんなも知っている世界的人気シリーズ!!
主人公はひげを生やしたオッサン!!そんな主人公が冒険するというもの。
今回はそんなマリオシリーズのお約束を。

○『スーパーマリオ』とは
・どんなゲーム?
赤い帽子を被ったおじさん「マリオ」が大亀クッパに誘拐されたピーチ姫を救い出すために
冒険に出るというもの。アクションゲームの金字塔でジャンプを駆使して先を進むというもの。
スーパーキノコを取ると巨大化してパワーアップするのも特徴。

・どんな作品が出ているの?
□アクション本編
FC:ドンキーコング(初デビュー作)
FC:ドンキーコングJr(ただし、主役ではなく悪役)
FC:マリオブラザーズ
FC:スーパーマリオブラザーズ
(横スクロールアクションを築き上げた『マリオ』シリーズの本当の始まり)
FCD:スーパーマリオブラザーズ2
FC:スーパーマリオブラザーズ3
GB:スーパーマリオランド
SFC:スーパーマリオワールド
GB:スーパーマリオランド2 6つの金貨
(コレ以降、『NEWスーパーマリオブラザーズ』が出るまで
横スクロールのマリオの新作は1本も出なくなった)
GB:ドンキーコング(新マップを追加したFC版のリメイク)
N64;スーパーマリオ64(3Dアクションを築き上げた作品)
NGC:スーパーマリオサンシャイン
GBA:マリオVSドンキーコング
(同じくFC、GBの『ドンキーコング』のリメイク)
NDS:NEWスーパーマリオブラザーズ
Wii:スーパーマリオギャラクシー
Wii:NEWスーパーマリオブラザーズWii
Wii:スーパーマリオギャラクシー2
3DS:スーパーマリオ3Dランド
□それ以外のジャンル
レース:『マリオカート』シリーズ
RPG:『マリオ&ルイージRPG』シリーズ、『スーパーマリオRPG』
パーティゲーム:『マリオパーティ』シリーズ
アクション&RPG:『ペーパーマリオ』シリーズ
パズル:『マリオのピクロス』シリーズ、『Dr.マリオ』
アクションパズル:『マリオVSドンキーコング』シリーズ、
『レッキングクル-』シリーズ、『マリオとワリオ』
ツール:『マリオペイント』
その他、スポーツ作品
□派生シリーズ
ヨッシーが主人公:『ヨッシー』シリーズ
(『ヨッシーアイランド』、『ヨッシーのクッキー』、『ヨッシーの万有引力』など)
ピーチが主人公:『スーパープリンセスピーチ』
ルイージが主人公:『ルイージマンション』
ドンキーコングが主人公:『ドンキーコング』シリーズ
(『スーパードンキーコング』シリーズ、『ドンキーコンガ』シリーズ、
『ドンキーコングリターンズ』など)
ワリオが主人公:『ワリオランド』シリーズ&『メイドインワリオ』シリーズ
キノピオが主人公:『ワリオの森』
『ソニック』と(スポーツで)競演:『マリオ&ソニック』シリーズ

このシリーズは1981年のアーケードゲーム、『ドンキーコング』から始まり、
30年も経過している。それだけのタイトル数は非常に多い。
ただし、本家アクションは96~2002、2002~2006年まで停滞しており、
全て移植作品のみで新作が発売される事はなかった。

○特徴
とはいえ、他作品にもあらゆる要素が継承されているため、
本シリーズだけの特徴というのはやや少ないか・・・?
・「ジャンプ」と「踏みつけ」を主体としたアクション
このスーパーマリオシリーズの最大の特徴としてジャンプを活かしたゲームとなっている。
要所要所にジャンプしないと進めない場所が多く、またパワーアップアイテムも
ジャンプをしないと入手できないなど、とにかくジャンプに徹している。
そしてそのジャンプから降りる際に敵を上から踏むことで敵を倒せる。
ただし、とげの生えた敵はさすがに踏めないが・・・。
これは横スクロールでも3Dでもどちらにも言える。

・変身アクション
シリーズ1作目からアクション系ではマリオはアイテムをとることで変身できる。
変身することでゲームを優位に進められる。スーパーキノコをとればスーパーマリオに、
ファイアフラワーをとればファイアマリオに、スーパースターをとれば無敵に、
マント羽をとればマントマリオに、チビキノコをとればチビマリオに、
ニンジンをとればバニーマリオに、羽帽子をかぶれば羽マリオにといった感じに
多くの変身が行える。おじさんが変身するというなんともいえないシチュエーションですが。

・RPGはアクションRPG
RPG作品では必ずアクション要素を含んだアクションRPGとなる。
ジャンプができ、ジャンプで段差を超えたり、
ハンマーで仕掛けを動かしたり先制攻撃ができる。
また、戦闘もアクション要素を含み、攻撃をする際に攻撃が当たる瞬間に
ボタンを押すと威力を強化で来たり、敵の攻撃時も先ほどと同じようにボタンを押すと
防御もしくは回避が行える。他にも特定の技を使うときもボタン連打や
タイミングよくボタンを押すといったアクションゲームのような操作を求められる場面も。

・隠れた重要アイテム?土管
マリオが元配管工という設定からか、キノコ王国中に土管が存在する。
土管は地下を移動するだけでなく、「ワープ土管」という他の場所にワープする土管が存在する。
ちなみに『スーパーマリオワールド』や『NEWマリオ』では大砲になった土管もあった。


○お約束
マリオのお約束はどちらかというと変わらないことを強調したいのだろうか・・・?
それも一貫しているようで一貫していない作品もあるから中途半端というか・・・。
・なぜかストーリーが一緒
『スーパーマリオブラザーズ』が誕生してから25年経過するが、
未だにストーリーは「クッパに誘拐されたピーチを助け出す」
というストーリー一点張りである。
他に意外性はないのか・・・。『スーパーマリオRPG』では
そのお約束をぶち壊したのに・・・。また、『スーパープリンセスピーチ』では
「クッパに誘拐されたマリオとルイージ、キノピオをピーチが助け出す」という
いつものパターンの逆をやらかした。一部では「もう飽きた」という声も・・・。

近年は「クッパ以外のキャラにピーチが誘拐される」というパターンもある。
しかし、誘拐されるキャラがピーチである必要ってあるのか?
(『マリオ&ルイージRPG3』なんてストーリーに接点が全くないのに
いきなりピーチが絡んでくるという、かなり無理のある設定があったし・・・)
そもそも、ピーチが誘拐されないとマリオは動けないのか?そんなはずはない、
『スーパーマリオブラザーズ3』と『マリオランド2』、
『レッキングクルー98』ではピーチは全く関係なく、
自分から動いたのに・・・。

・段差で無限1UP
『スーパーマリブラザーズ』でゴール前の階段にいるノコノコを使った無限1UP。
これは以降も受け継がれている。しかし、『スーパーペーパーマリオ』では
やりすぎるとスコアが下がるというデメリットが・・・。

・まだ見ぬ地へワープ
『マリオランド』シリーズ以外のアクション系のマリオでは必ずマップのどこかに
他のワールドへ移動できるワープ土管もしくは大砲が存在する。
また『スーパーマリオブラザーズ3』では笛を使って他ワールドへ移動できた。

・パワーアップはキノコ、お金はコイン、重要アイテムはスター
アイテムに関しても『スーパーマリオブラザーズ』から変わらないものとして
パワーアップおよび回復はキノコ、お金はコイン、そして『スーパーマリオRPG』以降は
さまざまなスターが重要アイテムとなっている。
ただし、『ヨッシーのロードハンティング』および『スーパーペーパーマリオ』では
スターが重要アイテムではなかった。

ちなみにコインは「カエルコイン」「マメコイン」という
通常のコインとは異なるものも存在する。もちろん、通貨である。

・武器はハンマー!!
マリオにも一応武器はある。それはハンマー!!
たたいてつぶす!!アクション系ではたまにしか使わないが、
RPG系では常時使用する標準装備。作品によってはハンマーヘッドが取れたり、
ハンマーを投げたり、叩いた衝撃で地震を起こしたりできる。

・マリオの魔法=炎
一時期姿を消したこともあったが、マリオはファイアフラワーをとることで
炎のボール、すなわちファイアボールを投げることができる。
それだけではなく、スポーツ系ではボールがファイアボールになったり、
『マリオ&ルイージRPG』ではファイアハンドと呼ばれる掌に火を出現させる技が使えた。
また『スマブラ』では「ファイア掌底」と呼ばれる強力な炎攻撃ができた。
ちなみに近年は氷属性も扱えるようになった(アイスマリオ、ペンギンマリオ)。

・きまって『スーパーマリオブラザーズ』の地上BGMが必ず流れる
『スーパーマリオ64』以降からだろうか、なぜかゲーム中のどこかで
『スーパーマリオブラザーズ』の地上BGMをはじめとした本作の音楽が流れる。
ゲームオーバーや無敵、地下BGMの音楽など・・・。
まるで「この曲が流れないとマリオじゃない」といわんばかりに・・・。
ちなみに『マリオ3』と『マリオUSA』、『マリオオープンゴルフ』では
この曲は流れなかった。
これらのように別にこの曲がないと
マリオじゃないなんて頭の固い法則ない
んですけど・・・。
(現に『メトロイド』と『ゼルダ』シリーズはジングル以外は
他作品でメインテーマが流れることはほとんどない)

・『マリオ&ルイージRPG』の作曲
『マリオ&ルイージRPG』は1作目から3作目まですべて作曲を下村陽子さんが担当している。
また、最終決戦は普段のイメージとは異なるシリアスな曲になり、これは本人のこだわりらしい。
ちなみにこの人は『スーパーマリオRPG』も担当していた。

・なかったことにされる設定たち・・・
マリオシリーズには多くの過去の設定があるが、シリーズが長く多すぎるせいか、
たいてい後に受け継がれることはほとんどない。
もっとも、任天堂作品ではたまにある事だが、本シリーズほどひどくはない。
・ピーチとクッパ、ワリオは魔法が使える(ピーチとクッパは最近少しだけ復活したが)
・クッパがピーチを誘拐したのはピーチがクッパの魔法を解くことができるから
・ブロックや背景のつくしは元々キノコ王国の住民がクッパの魔法で変えられたもの
・マリオランド(『スーパーマリオランド2』の方)とマリオ城
・コクッパ7人衆(現「クッパの部下たち」)=クッパの息子たちという設定
・ワリオ城の設定
(『ワリオランド』と『ワリオワールド』で設定が異なる)
・キノコ大臣の存在
・『マリオランド2』のファイアマリオに帽子に羽が付く
(白黒なので仕方がないが・・・)
・宇宙怪人タタンガとブラッキー(後者は『モバイルゴルフ』を最後に行方不明)
・「恐竜ランド」
・『スーパーマリオブラザーズ3』に登場した他国と
『ヨッシーのロードハンティング』のジュエリーランド
・『スーパープリンセスピーチ』のもう一人の黒幕
・『マリオ&ルイージRPG』のルイージのサンダーハンド(雷属性)
「こだわり」や設定資料がないのだろうか・・・?


カレンダー
08 2024/09 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
進葉マリス
性別:
男性
趣味:
ゲーム
自己紹介:
このブログの管理人。
あくとうポケモン
タイプ:あく・ゴースト
特性:スロースタートor神出鬼没
ぶんぷ:ローカル地方
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]